おはようございます、会計周りの知識を得たい ザキヤマです。


クラウド会計ソフトを提供するフリーの時価総額が大きな規模感となっていましたので、直近の株価動向とを見ていきたいと思います。

フリー時価総額


昨日の終値が上場来最高値を更新しまして、株価が12,750円となり時価総額が6249億4400万円(2021/2/17終値ベース)となっております。年末に株価10,000円台まで上昇後、1月は停滞しておりましたが、2月に入り再浮上しております。ちなみに、IPO時の時価総額は1259億2800万円、そこから約4.9倍まで成長しております。

あくまで昨日時点ですが、日本ガイシ(6244億円)東京電力ホールディングス(6154億円)大正製薬ホールディングス(6147億円)久光製薬(6012億円)日野自動車(5952億円)伊藤園(5896億円) を上回る位置にいるということになります。※いずれも2/17終値ベース  株価・時価総額が全てではないですが、大手電力会社や市販薬最大手や自動車メーカーより上にいるというのは興味深い動向ですね。


また、2/10に発表された今期上半期における最新決算ですが、数字は以下のとおりとなります。

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出典:フリー2021年6月期2Q決算説明会資料

・フリー2021年6月期2Q決算
売上高:46億1600万円(前年同期比+50.3%)
営業利益:▲7億2000万円(前年同期▲10億8200万円)
経常利益:▲7億1200万円(前年同期▲13億3300万円)
純利益:▲7億1600万円(前年同期▲13億3500万円)

引き続き投資先行ではあるものの赤字幅縮小、トップラインは前期比50%成長を見せております。


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最新のARRは92億円まで上昇するなど着実な積み上げを感じます。有料課金ユーザー企業数は前年同期比+36.8%の245,003件、ARPUも同+9.5%の37,849円とこちらも堅調に成長をしており、足元の好調ぶりが伺えます。


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個人的に注目しているポイントであるチャーンレートですが、最新数字は出ていないものの、2020年6月期の平均は1.6%。元々この指標数字は低水準となっておりますが、数字が改善しており、良い状態かと思います。

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現時点での業績予想は通期売上で96億円を見込んでおります。下半期の動向によっては100億円も見えてくるかと思います、引き続き注目です。

[東京都立 戯言学園]  
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