おはようございます、プロ野球が佳境に差し掛かってきて少し寂しい ザキヤマです。
今回は昨日中間決算の発表のあったDeNAの決算について。全体通して好決算でしたが、新規事業の成長が著しかったので触れてみたいと思います。
その新規事業とはライブストリーミング事業に該当するLIVEコミュニケーションアプリの「Pococha(ポコチャ)」。今期に入ってから成長が著しく、今回の決算説明会資料でも全22ページ中6ページがこの事業についてでした。このあたりにもDeNAの注力ぶりが伺えます。
・2021年3月期第2四半期決算(累計)
売上収益:687億9600万円(前年同期比+5.4%)
営業利益:209億1900万円(同+314.7%)
純利益:191億5400万円(同+299.2%)
※IFRS
今回DeNAの上半期累計決算としては上記のとおり。その中で新たに存在感が出てきたのがライブストリーミング事業で、2Q単体での売上収益は58億円、セグメント利益16億円となっております。今期1Qで営業利益8億円と黒字転換しておりますが、2四半期連続の黒字 且つ QonQでの倍増と成長が続いております。セグメント利益率も27.5%と収益性の高さが伺えます。
また、今期のセグメント業績で見ると、ゲームに次ぐ事業規模に成長し、新たな事業の柱として確率しております。
セグメント業績もですが、サービスKPIも前期4Qあたりから大きく伸びております。コロナ禍の中での巣篭もり需要も成長を押し上げる形となっているかと思います。ダウンロード数は190万を突破しております。MAUはリスナー、ライバーともいYonY約3倍の成長。
今後さらなる成長に向けて、マーケティングなど投資が進んでいきそうです。また、グローバル版のサービス開発も出てきており、こちらの進捗も気になるところ。全体としても好決算となっているDeNA、下半期の動向も追いかけてまいります。
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