おはようございます PayPayもいいけどd払いも注目したい ザキヤマです。
NTTドコモの2021年3月期2Q決算が先日出てきましたので、注目しているドコモのスマホ決済サービスd払いの成長具合について触れたいと思います。ちなみに、9月末にNTTによるNTTドコモに対してのTOB(株式公開買い付け)が発表されておりますので、NTTドコモは今後上場廃止見込みとなっており、今後この指標が獲れるのか不透明ですが、とりあえずザックリと進捗をまとめてみます。
▼各KPI
・取扱高
2019年度上期:1374億円
2020年度上期:3320億円(前年比2.4倍)
・ユーザー数
2019年度上期:1808万
2020年度上期:2999万(前年比1.7倍)
・決済&ポイント利⽤可能箇所
2019年度上期:122万ヶ所
2020年度上期:266万ヶ所(前年比2.2倍)
最新の各KPIです。引き続きになりますが、各指標が大きく成長しております。2019年度が締まった際にまとめたものがこちらのエントリーになりますが、d払い取扱高は2019年度の1年で3990億円だったのに対して、今回発表となった2020年度上期分は半期だけで3320億円となっており、非常に大きな成長を遂げていることがわかります。単純計算でザックリ考えると年間6500〜7000億円程度の取扱高となる可能性があります。
ユーザー数は2999万で、3000万が目前となっております。こちらは3月末段階で2526万でしたので、半年で約470万人程度のユーザー数を獲得していることになります。
少し対象範囲を広く見て NTTドコモの⾦融・決済サービス領域を見てみると、2020年度上期での⾦融・決済取扱⾼は3兆1800億円と前年比+33%と引き続き成長が続いております。うちdカードでの取扱高は約2.4兆円となっております。なお、dカードの契約数は1355万件となっております。
コード決済については、PayPayを筆頭に他のプライヤーも拡大を続けており、熾烈な陣取り合戦が繰り広げられております。一般化しつつもありますが、下半期もどんな拡大を見せるのか追いかけてまいります。
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