おはようございます 登山中に足を負傷した ザキヤマです。
ということで、登山も決算も 秋のシーズン真っ只中でございます。怒涛のIR発表が押し寄せているわけですが、先日 LINEの決算が出てきましたので、今回は広告事業にフォーカスして書きたいと思います。
売上収益:1802億4000万円(前年同期比+8.1%)
営業利益:71億6900万円(前年同期▲275億2100万円)
純利益:▲291億8500万円(前年同期▲339億6100万円)
※IFRS
・2020年12月期3Q決算(Q単体)
売上収益:628億9400万円(前年同期比+12.4%)
営業利益:211億1900万円(前年同期▲57億500万円)
※IFRS
・地域別売上
日本:73%
海外:27%
まずは全体業績から。3Q単体で見るとLINE Digital Frontier株式会社の異動による子会社の支配喪失による利益の計上が発生し、94.8億円の営業収益が計上、LINE Manも同様に180.7億円が計上されております。そのため、3Q単体で営業利益としては黒字となっております。その他の営業収益を除くと64億円の営業損失となります。
▼売上詳細 2020年12月期3Q
・コア事業
広告:売上 1004億5700万円(前期比+10.3%)
コミュニケーション・コンテンツ・その他:売上 553億3800万円(前期比+2.9%)
・戦略事業
Friends:売上 80億円(前期比-43.1%)
その他:売上 164億4500万円(前期比+111.5%)
短信より引用ですが、コア事業が引き続き成長を遂げていることがわかります。また、Eコマース関連が該当する「その他」が大きく成長しております。それでは、成長著しい広告事業を以下もう少し深掘ります。
・広告事業詳細 2020年12月期3Q
広告(全体):売上 355億5100万円(前期比+16.3%)
-ディスプレイ広告:売上 192億1000万円(前期比+52.9%)
-アカウント広告: 144億8500万円(前期比-3.8%)
-その他広告:売上 18億5600万円(前期比-37.3%)
・LINE Ads Platformのインプレッション数 3Q段階
767億9600万imp(YonY+73.7% QonQ-4.7%)
ディスプレイ広告がYonYで+52.9%伸びております。この伸びは、スマートチャンネルの動画フォーマット「Talk head View」が引き続き好調であることが成長の要因として挙げられております。
以上、LINEの2020年12月期3Q広告事業の振り返りになります。次回は通期決算。どんな着地となるのか、楽しみです。
各出典:LINE2020年12月期第3四半期決算説明会資料
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