おはようございます ハンバーガーが食べたい ザキヤマです。


リアル店舗を持つ企業の8月度月次速報が出揃ったので、月次速報が確認できた47社分のまとめを。全国的に新規感染者数が再び多くなった8月は一部で時短営業の要請が出るなど、飲食店を中心に再び大きな影響が出かねない状況となりました。そんな中どんな数字になっているかを見ていきたいと思います。※参考 7月度分はコチラ 

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※各社のIRリリースより数値参照

8月度の全店および既存店における、売上高/客数/客単価の指標を拾えた範囲で 前年同期比の%として記載をしております。まずはドラッグストアやアパレル等を見てみます。

ドラッグストアは一部既存店で客数が落ちましたが、引き続き全体的には好調の推移をなっております。アパレル関連は、二桁のマイナス成長となっている企業も多く、全体的に苦しい状況となっております。(ユニクロは良い数字ですが、Eコマースも含めた発表のため参考) ただし、アパレル関連で相変わらず強さを誇るのはワークマン。客単価の低下が気になるものの、売上・客数が安定の前年同期比での二桁成長となっております。

そのほかで見ますと、引き続き好調なのは100円ショップのセリア。7月度と比較して全店・既存店ともに前年同期比の数字が伸びております。理髪店やアミューズメントは引き続き苦戦が続いております。


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※各社のIRリリースより数値参照

続いて飲食関連を見ていきます。8月も引き続き、前年同期比でのマイナスが大多数を占めております。その中でも、ハンバーガーチェーン3社は比較的良い数字が出ているかと思います。特にケンタッキーが引き続き好調。

冒頭で書いたとおり 時短営業の影響も出たのか、回復傾向だった数字が8月でまた後退するという状況も散見されました。例を挙げますと、吉野家は7月の前年同期比率と比較して8月は全指標が下がりましたし、居酒屋チェーンも苦しい進捗となっているかと思います。

個人的に気になっているのが、インバウンド需要が多くあったと思われる企業の苦戦。一風堂(力の源HD)や元気寿司あたりは、前年同期比での数字がまだまだ戻ってこないところを見ると、コロナ禍の影響を強く感じる進捗となっております。


まだまだ気が抜けませんが、今後も注視していきたいですね。引き続き今後の動向を追いかけていきます。

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