おはようございます ザキヤマです。これからもまとめていきます。


今回は四半期にに1度の定期エントリーを。ということで、オプト/サイバーエージェント/セプテーニ 3社の決算(2020年4-6月)のポイントを簡単にまとめてみました。


◆3社売上高まとめ
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※セプテーニのみ国際会計基準(IFRS)

デジタルHD(オプト):179億2,200万円(前年同期比-11.0%)
サイバーエージェント:1,228億5,400万円(同-0.7%)
セプテーニ:41億2,400万円(同-3.7%)※収益(国際会計基準)


◆3社営業利益・営業利益率まとめ
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※セプテーニのみ国際会計基準(IFRS)

デジタルHD(オプト):▲7億6,900万円(前年同期▲5億2,800万円)
サイバーエージェント:82億7,900万円(前年同期比-12.3%)
セプテーニ:2億5,900万円(同-56.9%)※Non-GAAP営業利益(国際会計基準)


以下、主要事業の振り返りをメインに各社レビューをザックリと。

◆デジタルHD(オプト)  
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※単位(百万円)

▼マーケティング事業
売上高:177億8,800万円(前年同期比-7.7%)
営業利益:2,300万円(同-92.2%)
営業利益率:0.13%
※2Q単体

・大手領域
売上高:131億8,900万円(前年同期比-9.5%)
営業利益:0円(前年同期1億8,000万円)

・地方中小領域
売上高:46億7,900万円(前年同期比-3.2%)
営業利益:2,400万円(同-80.0%)

・新型コロナウイルス感染症の影響を受け広告需要低迷
・コストコントロール(主に営業活動経費・採用関連費用等) 効果により販売管理費抑制
・ラクスルと業務提携。デジタル広告とテレビCMの統合プランニングで企業のマーケティング活動を総合的に支援


▼その他トピックス
・商号変更  株式会社デジタルホールディングスが始動(7月1日付)
・グループ会社ハートラスが『インハウスSEO支援サービス』を開始
・オプトインキュベートがSaaS型事業開発プラットフォームを提供開始


◆サイバーエージェント
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※単位(百万円)

以下、各事業レビュー

▼ネット広告事業
売上高:643億(前年同期比+0.01%)
営業利益:47億4,000万円(同+23.7%)
営業利益率:7.4%
※3Q単体

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コロナ禍真っ只中の4-6月でYonYでプラスとなったネット広告事業強いですね。3Qを底に、売上高拡大を目指すとのこと。

・[AI活用]AIで広告効果の高いクリエイティブを制作先行テスト 2.6倍の広告効果
・[AI活用]AIで検索連動型広告文を自動生成先行テスト 2.3倍の広告効果


▼ゲーム事業
売上高:367億円(前年同期比-4.0%)
営業利益:75億8,000万円(同-9.5%)
営業利益率:20.7%
※3Q単体

・[オリジナルIPのアニメ化]アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」4月6日より放送
・[オリジナルIPのアニメ化]アニメ「シャドウバース 」4月7日より放送
・今後も新規タイトルをリリース予定がありヒットを狙う


▼メディア事業
売上高:133億円(前年同期比+19.2%)
営業利益:▲40億円 (前年同期▲41億円)
※3Q単体

・AbemaTV 開局4年で5,200万DL突破・AbemaTV 開局4年3ヶ月で5,600万DL突破
・有料会員「Abemaプレミアム」の会員数が6月末で72.9万人
・競輪チャンネル開設1年で取扱高が急拡大し2Qでは72億円に

▼その他トピックス
・エンターテインメント業界向けオンラインイベント配信プラットフォーム事業子会社CyberArrowを設立
・お笑い芸人&人気YouTuberであるカジサックと共同でオンラインショップを展開
・薬局やドラッグストアのDX推進を行うMG-DX、オンライン服薬指導の実施支援サービス「AI薬」を提供開始
・店内販促効果を最大化する電子POP管理プラットフォーム「CyberPOP」の提供を開始
・2021年1月開幕のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」に参画


◆セプテーニ
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※国際会計基準(IFRS)
※単位(百万円)

以下、各事業レビュー

▼デジタルマーケティング事業 
収益:35億6,700万円(前年同期比-5.4%)
Non-GAAP営業利益:9億4,500万円(同-20.6%)
Non-GAAP営業利益率:26.5%
※3Q単体
※参考(売上高)160億4,100万円(同-15.6%)

・コロナ禍の中で前期比で国内は微減、海外は大きく減収
・電通グループ協業顧客数:47 ※FY2020 3Q
・国内ブランド広告取扱高 8.9億円(同事業内シェア5.6%)
・セプテーニ、電通、電通デジタルが、デジタル広告とマス広告の相乗効果を最大化する『オンオフ統合クリエイティブワークフロー』を開発、運用開始


▼メディアプラットフォーム事業 
収益:6億5,400万円(前年同期比+14.7%)
Non-GAAP営業利益:▲2億4,100万円(前年同期▲6,800万円)
※3Q単体

・コロナ禍で影響の少ないECやサブスクなどの課金が大きく増加
・サブスク収益が前年同期比で約1.6倍
・初めて課金収益が広告収益を上回る
・ブロックチェーンスタートアップGaudiyと業務提携

▼その他トピックス 
・子会社Pharmarketが 薬局向けに服用期間中のフォローアップを支援する、対人業務サポートシステム「Sentry」の提供を開始
・日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」への参画を決定
・シリコンバレー発の住宅関連スタートアップ企業HOMMAに資本参加
・HKT48、NGT48を統括する株式会社Sprootに資本参加
・セプテーニグループのハイスコア、新たな拠点として沖縄オフィスを開設


以上、2020年4-6月の決算まとめでございます。次回は紅葉が綺麗になりだした頃にまたお会いしましょう。

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・2020年1-3月はコチラ
・2019年10-12月はコチラ

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