おはようございます ちゃんと見たい決算があり過ぎて困ってる ザキヤマです。
先日Zホールディングスの220年度1Q決算が出てまいりましたので、今回はPayPayにフォーカスして 決算説明会資料を振り返っていきたいと思います。
▼各KPI
・決済回数(四半期)
FY2018 4Q(1-3月):2,160万回
FY2019 1Q(4-6月):4,748万回
FY2019 2Q(7-9月):9,612万回
FY2019 3Q(10-12月):2億8,595万回
FY2019 4Q(1-3月):3億7,500万回
FY2020 1Q(4-6月):4億2,850万回(YonY約9倍)
・加盟店数(四半期末時点)
FY2018 4Q(1-3月):50万ヵ所
FY2019 1Q(4-6月):72万ヵ所
FY2019 2Q(7-9月):154万ヵ所
FY2019 3Q(10-12月):185万ヵ所
FY2019 4Q(1-3月):215万ヵ所
FY2020 1Q(4-6月):231万ヵ所(YonY約2.9倍)
・登録者数(四半期末時点)
FY2018 4Q(1-3月):590万人
FY2019 1Q(4-6月):840万人
FY2019 2Q(7-9月):1,474万人
FY2019 3Q(10-12月):2,243万人
FY2019 4Q(1-3月):2,700万人
FY2020 1Q(4-6月):約3.004万人
サービス開始1年以上が過ぎ、1年前と状況もだいぶ変わってきました。大型キャンペーンや強力なリソースを割いた営業戦略でPayPayが広範囲で使われてる状況であることが想像できますが、各KPIっもまだまだ伸びております。決済回数は相変わらず顕著な成長を遂げており、YonYで約9倍の4億2,850万回まで伸長。また一つ大台を突破しております。加盟店も231万カ所、そして登録者数は3,000万人を突破しております。
参考:超積極投資が続く「PayPay」2020年3月期は当期利益が825億円の赤字 売上は前期比15倍の91億円まで拡大 http://www.zaregoto-gakuen.com/archives/83022514.html
6月に書きましたが、2020年3月期は当期利益が825億円の最終赤字となったPayPayですが、これからマネタイズも多方面で展開していく見込みとなっております。今期も投資は続くかとおもますが、売上としては大きく伸びる可能性もあるかと思います。
そんな中、Zホールディングスが金融サービスを「PayPay」ブランドに統一すると発表しております。Zホールディングス傘下または出資する金融事業会社6社の社名・サービス名が、2020年秋以降順次「PayPay」ブランドを冠した社名・サービス名に変更になります。PayPayへの力の入れ具合がよくわかる意思決定ですね。
Zホールディングスは様々なサービスを展開しておりますので、各サービスに沿った動向に注目です。ブランド統一キャンペーンも気になるところ。
7月末にはオープンAPIとリアルタイムに動作確認ができる開発環境を搭載した開発者向けサイトの提供を開始しており、さらなる拡大が見込まれそうですね。
次回はブランド統一が始まり出しているタイミングかもしれませんが、それを楽しみに今回はこの辺で。
出典:Zホールディングス2020年度1Q決算説明会資料
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