おはようございます、ザキヤマです。競輪やったことありませんが競輪ネタ取り上げます。
サイバーエージェントの2020年9月期3Qの決算が発表になりました。いつもなら全体的に決算を振り返りますが、今回はひそかに注目しているとある部分にフォーカスしてみたいと思います。
その とある部分 とは サイバーエージェントが子会社WinTicketを通じて手掛ける 競輪・オートレースなど公営競技のインターネット投票サービスのこと。インターネットテレビ局「ABEMA」にて「競輪チャンネル」がありますが、競輪のレース中継やミッドナイト競輪を中心とした特別番組を制作・配信はもちろんのこと、投票券を購入することも可能となっております。
そのインターネット投票サービスを運営するWinTicketの取扱高が急拡大しております。今回発表された2020年9月期3Q(4-6月)は四半期取扱高が72億円。四半期取扱高の推移は下記の通りですが、開設以来 QonQで倍増がずっと続いております。すごい。
▼四半期取扱高の推移
2019年3Q:4億円
2019年4Q:8億円(QonQ 2倍)
2020年1Q:17億円(QonQ 2.12倍)
2020年2Q:35億円(QonQ 2.06倍)
2020年3Q:72億円(QonQ 2.06倍)
2020年4月15日には 公営競技において業界初のスマホ決済サービス導入が実現、PayPayでのチャージも可能になりました。こうした利便性向上も奏功し、コロナ禍の中で大きく成長しております。どこまで成長して行くのか非常に注目したいところです。
ということで 以上ですが、最後にサイバーエージェント決算をサラっと振り返って締めたいと思います。
▼2020年9月期第3Q決算(累計)
売上高:3,577億800万円(前年同期比+4.6%)
営業利益:285億1,100万円(同+21.9%)
経常利益:284億6,300万円(同+22.8%)
純利益:58億7,900万円(同+230.9%)
▼2020年9月期第3Q決算(Q単体)
売上高:1,128億5,400万円(前年同期比-0.7%)
営業利益:82億7,900万円(同-12.3%)
経常利益:82億2,900万円(同-12.9%)
純利益:11億1,800万円(同+62.6%)
3Qはコロナの影響があったものの、期初の見通しの範囲に推移しており、強さを見せました。売上の減少はYonYでほぼなく、堅調に推移したことがわかります。
▼2020年9月期3Qネット広告事業
売上高:643億(前年同期比+0.01%)
営業利益:47億4,000万円(同-6.0%)
営業利益率:7.4%
※3Q単体
▼2020年9月期3Qゲーム事業
売上高:367億円(前年同期比-4.0%)
営業利益:75億8,000万円(同-9.5%)
営業利益率:20.6%
※3Q単体
▼2020年9月期3Qメディア事業
売上高:133億円(前年同期比+19.2%)
営業利益:▲40億円 (前年同期▲41億円)
※3Q単体
次回通期決算も楽しみです。今回はこの辺で。
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