おはようござます 百貨店はなかなか行かないが動向は気になる ザキヤマです。
緊急事態宣言が全国的に解除されて早2ヶ月、リアル店舗の月次動向も少しづつ回復をしてきておりますが、百貨店の月次動向を3ヶ月ぶりに書きたいと思います。2020年4月から6月の3ヶ月間の既存店売上高・客数の動向をまとめます。
※参考エントリー
まとめたのは以下の7社になります。
↓
三越伊勢丹
高島屋
松屋(銀座本店)
近鉄百貨店
エイチ・ツー・オー リテイリング(阪急百貨店や阪神百貨店)
J.フロント リテイリング(大丸や松坂屋)
丸井グループ
緊急事態宣言の時系列としては、4月7日に東京・大阪など7都府県に、4月16日に全都道府県に対し発令され、5月14日から25日にかけて段階的に解除されました。そのことから4月・5月が特に影響を受けたわけですが、3ヶ月間の平均減少率は以下の通り。
・既存店売上高 平均減少率
4月:-75.6%
5月:-70.5%
6月:-21.9%
4・5月の落ち込みは平均で70%台と予想通り大きな落ち込みとなりました。6月は回復してきておりますが、時短営業等の制限もあって-21.9%の平均減少率となっております。個別でみると、松屋銀座本店が特に打撃としては大きく、既存店売上高の前年同月比が4月-91.3% 5月-91.9%と驚異の数値となっております。コロナ第二波が怖いところですが、各店の回復を願って7月の速報値も追いかけていきたいと思います。
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