おはようございます 山に行きたい ザキヤマです。


新型コロナ感染者数も再び多くなってきておりますが、リアル店舗を持つ企業の6月度月次速報が一定発表されたので、速報が確認できた47社分のまとめを。6月は本格的に営業が再開された企業も多くありますので、どの程度数字が戻っているのか そのあたりにも注目したいと思います。※参考 4月度分はコチラ  5月度分はコチラ

スクリーンショット 2020-07-11 18.50.19
※各社のIRリリースより数値参照

6月度の全店および既存店における、売上高/客数/客単価の指標を拾えた範囲で 前年同期比の%として記載をしております。まずはドラッグストアやアパレル等を見てみます。

一定の落ち着き感のあるドラッグストアですが、引き続き前年同期比では各社プラスの推移となっております。注目はアパレル関連で、5月は前年同期比が調査した全企業で真っ赤(マイナス)でしたが、各指標がプラスとなった企業が多くなりました。緊急事態宣言も解除され営業再開されたことで、お客さんが多少戻ってきていることがわかります。しばらく外出が控えられていた反動や在宅勤務解除の流れでのニーズ上昇もあるかと思います。

そして、相変わらず強いのが ワークマン。とにかく強い。売上高が全店および既存店で前年同期比+40%程度、そして客数も同30%以上増加となっております。コロナ禍を全く感じさせませんでした。

スクリーンショット 2020-07-11 18.50.54
※各社のIRリリースより数値参照

続いて飲食関連を見ていきます。6月も引き続き、前年同期比でのマイナスが大多数を占めております。6月は営業時間の短縮に加えて、密回避による席数制限などの影響が想定されます。少し前月比で流れが変わってきたのが、ハンバーガーチェーン。具体的にいうと 4-5月好調だったマクドナルドとケンタッキーの売上・客数が前年同期比で減少となっております。6月は外食機会も増えたことが想定され、他店が回復していることが影響していることが考えられます。とはいえ、既存店における客単価については落ち着いてきてはいるものの前年同期比でプラスに。

その他、居酒屋やファミレスなどはまだまだ苦戦が続いておりますが、マイナス幅は減少しており 徐々に回復していることが伺える進捗となっております。今後の感染者数推移によっては営業自粛の可能性もあり得ると思います。引き続き今後の動向をまた追いかけていきたいと思います。

[コロナ関連エントリー]

[東京都立 戯言学園]  
Facebookページはコチラ
ストアはコチラ