おはようございます お店で食べるご飯の美味しさを改めて感じている ザキヤマです。


宣言解除など 徐々に経済活動も再開されておりますが、引き続きコロナ禍の中で リアル店舗を持つ企業の5月度月次速報が続々と発表となっておりますので、速報が確認できた48社分をまとめてみました。例年であればゴールデンウィークの数字が計上されるため高い数字も出やすいですが、今年は厳しい環境下となりました。ちなみに、4月度分はコチラ 

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※各社のIRリリースより数値参照

5月度の全店および既存店における、売上高/客数/客単価の指標を拾えた範囲で 前年同期比の%として記載をしております。まずはドラッグストアやアパレル等を見てみます。マスクやペーパー類の騒ぎも一定落ち着いた感がありますが、ドラッグストアに関しては、ツルハドラッグで客単価が下がりましたが、それ以外は前年同期比で増加となっております。

また、100円ショップのセリアが前年同期比で全指標が増加するなど好調。そして、もはや論ずるまでもない気がしますが ワークマンが強いです。売上高が全店および既存店で前年同期比+20%程度、そして客数も客単価も増加しております。コロナ不況を全く感じさせない強さを見せております。※参考 ワークマンが2020年3月まで既存店売上が17ヵ月連続で2桁増 コロナ禍でも成長鈍らず4月も伸長

アパレル勢は、5月度に関してはまだ苦しい数字に。今月から再開もしておりますので、どこまで数字が戻ってくるか注目です。


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※各社のIRリリースより数値参照

続いて飲食関連を見ていきます。5月も引き続き、前年同期比でのマイナスが大多数を占めております。そんな中で強いのがハンバーガーチェーン。マクドナルドとケンタッキー、モスバーガー は前年同期比での数字増加が著しいです。この3社は売上もさることながら、客単価が前年同期比30-45%と大きく上がりました。一方、居酒屋やファミレスなどはまだまだ苦戦が続く5月となりました。

一部制限付きながら営業再開の動きがある中で、引き続き今後の動向をまた追いかけていきたいと思います。

[コロナ関連エントリー]
飲食店やドラッグストアなどの4月度月次売上速報を11社分まとめてみた(第2報)
JALとANA 1-3月の業績への影響をまとめてみた 

[東京都立 戯言学園]  
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