おはようございます、温泉やサウナには全然詳しくありません ザキヤマです。


新宿はゴールデン街近くに存在する温浴施設 ”テルマー湯”。ここで整えている方も多いかと思いますが、今年もテルマー湯の官報が出てましたので、1年ぶりに決算を調べてみました。

改めてになりますが、株式会社テルマー湯 自体は東証一部上場企業のエコナックホールディングスの子会社になります。エコナックHDは元々1926年にレース・刺繍製造等を中心とした繊維関連事業でスタートした会社で、のちに不動産事業などに多角化していき、その過程で 温浴事業として2015年8月に新宿でオープンさせたのが「テルマー湯」でございます。企業に歴史ありです。

テルマー湯_売上2020
出典:エコナックホールディングス 2020年3月期  決算短信&官報

▼株式会社テルマー湯 2020年3月期通期決算
売上高:14億4,800万円(前期比+1.7%)
営業利益:3億600万円(同+11.7%)
営業利益率:21.1%
純利益:3,300万円(同-79.9%)
利益剰余金:1億2,530万円

年間来館者数:32万0,000人(前年度比-4.6%)

テルマー湯の業績は上記の通り。売上と営業利益については僅かながらの増収増益で過去最高を記録。一方、純利益は約80%減少で3,300万円となっております。※純利益は官報にて数字引用


以上がテルマー湯の数字になります。親会社エコナックホールディングスの全体売上高におけるテルマー湯の売上比率ですが、2020年3月期においては全体の85.9%まで上昇しております。営業利益比率で見ると95%まで上昇。決算を一言で言うと、親会社は減収増益でしたが子会社テルマー湯は増収増益だったということ。改めて、温泉強めの会社ということがわかります。

▼全体売上高におけるテルマー湯比率
2016年3月期:45.4%
2017年3月期:63.0%
2018年3月期:72.0%
2019年3月期:83.1%
2020年3月期:85.9%

そんなテルマー湯もコロナの影響によりしばらく急患が続いておりましたが、6月1日より時間短縮営業で再開をしております。感染防止対策が前提ですが、また盛況が戻ってくることを楽しみにしたいと思います。

[東京都立 戯言学園]  
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