おはようございます 販促メディアに興味があります ザキヤマです。


今年もこの時期がやってまいりました ということで今回は先日2020年3月期通期決算が出たリクルートについて。各販促メディアの売上についてフォーカスして書きたいと思います。

▼リクルートHD 2020年3月期通期決算
売上収益:2兆3,994億6,500万円(前年同期比+3.8%)
営業利益:2,060億1,100万円(同-7.7%)
純利益:1,798億8,000万円(同+3.2%)
※IFRS

まずは全体決算から。4Qにおけるコロナの影響も懸念された中ですが、営業利益が下がったこと以外は増加での着地となっております。大セグメント別では下記の通り。

▼セグメント別売上収益
HRテクノロジー:4,249億円(同+30.0%)
メディア&ソリューション:7,559億円(同+4.9%)
人材派遣:1兆2,481億円(同-3.3%)

※メディア&ソリューション 売上収益内訳
販促:4,385億円(同+9.5%)
人材:3,141億円(同-0.9%)


今回は各販促メディアの売上についてフォーカスということで、販促メディアの売上収益規模感をまとめてみたいと思います。

リクルート販促メディア(2020年3月期)

▼2020年3月期売上収益
・住宅分野:1,133億円(前年比+9.2%)
・結婚分野:520億円(同-2.9%)
・旅行分野:734億円(同+11.7%)
・飲食分野:392億円(同+0.3%)
・美容分野:816億円(同+9.5%)
・その他:789億円(同+10.1%)

2020年3月期通期に関しては、ゼクシィなどの結婚分野が2019年期に続き微減となっておりますが、それ以外の分野については前期比で増加となっております。ちなみに、2019年期で1,000億円を初めて超えた SUUMO等の住宅分野ですが 今回も過去最高ということで年間売上収益1,133億円を記録しております。

そのほかですと、じゃらん等の旅行分野が前年比+11.7%と大きく増加して734億円、HotPepper Beauty等の美容分野も前年比+9.5%で816億円を記録して また一段と水準が高っくなっております。ちなみに、「HotPepper Beauty」の2019年3月期4Q末でのネット予約件数累計は11,454万件(前期比+1,755万件)と大きく伸長しております。

今期はコロナ市況で非常に苦戦が予想されますが、今年も各メディアの動向を追いかけてまいります。

出典:リクルートホールディングス2020年3月期 通期決算説明会資料

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