おはようございます ひっそりとZOZOの決算を確認しております ザキヤマです。


ということで久々にZOZOについて。ヤフーによる買収について書いた時以来でしょうか。先日、ZOZOの通期決算が出てまいりまして 以下の通りの結果が発表されております。

ZOZO_広告事業_3

▼ZOZO 2020年3月期通期決算
商品取扱高:3,450億8,500万円(前年同期比+6.6%)
売上高:1255億1,700万円(同+6.0%)
営業利益:278億8,800万円(同+8.7%)
経常利益:276億4,400万円(同+7.5%)
純利益:188億400万円(同+17.6%)

各経営指標が増加するなど好決算となりました。今後の新型コロナの影響もどのように出るかというところですが、前期に関してはひとまず良い決算で着地しております。で、今回の決算で個人的に気になったのが、広告事業の伸長。今回の決算でも利益率改善要因の一つ(広告事業粗利増加YonY+13.2億円)としてハイライトが上がっておりました。


スクリーンショット 2020-05-06 2.19.16

ZOZO_広告事業_

その”ZOZOの広告事業”ですが、資料を確認する限り 2019年3月期の1Qより開始していることがわかります。これまでの2年間の広告事業の数字推移は以下の通り。

・FY2019広告事業 
1Q売上高:4,500万円
2Q売上高:1億9,100万円
3Q売上高:6億2,000万円
4Q売上高:5億6,900万円
通期合計:14億2,600万円

・FY2020広告事業
1Q売上高:5億8,400万円
2Q売上高:5億4,600万円
3Q売上高:7億8,600万円
4Q売上高:7億9,900万円
通期合計:27億1,600万円(YonY1.9倍)

2020年3月期は広告事業のみで通期売上27億円超え。前期比1.9倍の成長となっております。


ZOZO_広告事業_2

どんな事業なのかという点ですが、資料の通りで見ると「ZOZOTOWN及びWEARのユーザー基盤を活用し、取引先ブランドをはじめとしたクライアント企業に広告枠を提供し、広告収入を得る事業形態。」とのことで、売上高= 広告収入 となっております。立ち上がり2年でジワジワと成長を遂げている広告事業が今後どんな伸びを見せるのか注目していきます。

出典:ZOZO 2020年3月期通期決算説明会資料

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