おはようございます、空港が最高に好きです ザキヤマです。


発表延期が相次ぎながらもGW前に決算が続々と出ておりますが、日本航空(JAL)とANAホールディングスの決算がそれぞれ出揃いましたので、このコロナウイルス感染拡大の影響によって 現段階でどのくらい業績に影響が出たのか まとめたいと思います。

JALANA_コロナウイルス影響
数字引用:日本航空 2020年3月期通期決算説明会資料
ANAホールディングス 2020年3月期通期決算説明会資料

上記が業績まとめになります。「2020年3月期通期」と「1-3月(4Q )」の2軸で記載をしております。1-3月に関しては売上の内訳もまとめてみました。以下テキストでもサマリーを。

▼JAL(2020年1-3月)
営業収益 2,803億円(前年比 -758億円)
営業利益 ▲195億円(前年比 -501億円)
純利益 ▲229億円(前年比 -671億円)

・売上分解
国際旅客収入 840億円(前年比 -431億円)
国内旅客収入 991億円(前年比 -242億円)
貨物郵便収入 225億円(前年比 -2億円)


▼ANA(2020年1-3月)
売上高  3,920億円(前年比 -978億円)
営業利益 ▲588億円(前年比 -672億円)
純利益 ▲587億円(前年比 -627億円)

・売上分解
国際旅客売上高 1,058億円(前年比 -490億円)
国内旅客売上高 1,264億円(前年比 -353億円)
貨物郵便売上高 323億円(前年比 -18億円)


1-3月の影響は上記の通り。事実上2-3月の1.5-2ヶ月間での影響値になるかと思いますが、この短期間で上記のような大きな規模感での影響が出ることがわかります。コロナの収束や旅行等の再開の目処が立たない状況で、世界中の航空会社の経営が先行き不透明になり非常に怖いところですが、早々に元に戻ることを祈って動向を見守りたいと思います。

マクドナルドや吉野家など23社 3月度月次売上速報まとめてみた(第2報)

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