おはようございます、ふるさと納税で送られてくる定期便がささやかな楽しみです ザキヤマです。
昨日アイモバイルの2020年期2Qの決算が発表されました。当初の予想を上回る進捗となっておりまして さっそく ザックリと振り返りたいと思います。
◆全体業績
<2020年2Q決算 ※累計>
売上高:90億1,100万円(前年同期比-27.0%)
営業利益:16億3,600万円(同-28.0%)
営業利益率:18.2%
経常利益:16億1,900万円(同-30.6%)
純利益:11億1,400万円(同-9.1%)
<2019年2Q決算 ※Q単体>
売上高:56億6,500万円(前年同期比-18.6%)
営業利益:12億9,900万円(同+12.0%)
営業利益率:16.7%
数字は上記の通り。2Q単体の売上は過去2番目に高い数字となっております。今期はふるさと納税の法改正といった外部要因による影響もあり、累計数字は各指標が前期比マイナスとなっております。
ただし、そうした当初のマイナス予想から見ると 予想を上回る好調ぶりとなっております。当初計画に対しての売上高進捗率は63.2%、営業利益進捗率は230.7%と順調に推移しております。ふるさと納税事業「ふるなび」などの好調が主な要因となっております。
ということで、以下の通り上方修正が出ております。上げ幅としてはわりと大きな修正となっております。特に利益面です。そして、何気に2年連続の上方修正。
<通期予想(上方修正後)>
売上高:147億1,200万円(修正前差異+4億4,500万円)
営業利益:17億7,300万円(同+10億6,400万円)
経常利益:17億9,200万円(同+10億6,400万円)
純利益:11億6,800万円(同+7億2,300万円)
◆セグメント別
<コンシューマ事業>
・ふるさと納税事業
売上高:29億5,300万円(前年同期比-20.7%)
営業利益:10億2,600万円(同+1.5%)
営業利益率:34.7%
※2Q単体
法改正もあり前期比で売上は減少したものの、利益面は前期比でプラスに。積極的なプロモーションが奏功した結果ですが、需要期の2Qのおける前期対比で見ますと 事業として利益率が大きく向上しております。
法改正はありましたが、寄附受付件数および会員数、契約自治体数は大きく増加しております。
・レストランPR事業
キャッシュバックグルメサービス「テッパン」の今後にも注目です。
<インターネット広告事業>
売上高:35億8,900万円(前年同期比+5.2%)
営業利益:2億5,200万円(同+96.9%)
営業利益率:7.0%
※2Q単体
インターネット広告事業については前年同期⽐で増収増益に。好調な推移を見せております。一部広告で影響は出たものの、海外の大手ゲーム顧客の獲得やメディアソリューション事業での新たなメディア、市場の開拓が売上に寄与したこと、アプリ運営事業の好調等が主な要因。
重点領域である動画広告事業maio、アプリ運営事業のオーテが良い進捗であることが伺えます。下半期もこの点は注目したいところ。
メディアソリューション事業が好調に推移。Googleが提供するパブリッシャー向けプロダクトの導入アカウント数が400アカウント(前年同期比170%)を突破、売上高も前年同期比約2倍の成長を見せております。
以上、アイモバイル最新決算振り返りでした。当初の予想に反して今期良い着地が見込まれております。下半期も追いかけます。
各出典:アイモバイル2020年7月期第2四半期決算説明資料
[東京都立 戯言学園]
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