おはようございます。スペースマーケット使ったことあります ザキヤマです。


2019年12月20日にマザーズに新規上場したスペースマーケットの決算を初めて取り上げたいと思います。2019年12月期通期決算が出てまいりましたので、ザックリと振り返ります。

スペースマーケット黒字化

と その前に 改めてビジネス構造のおさらいを。あらゆるスペースを時間単位で貸し借り出来る”シェアリングエコノミープラットフォーム” それがスペースマーケットです。その他事業として、法人向けソリューション・イベントプロデュースも行っております。

・全体業績
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<2019年12月期通期決算>
全社総取扱高:25億9,000万円(前年同期比+66.9%)
-うちGMV:24億4,100万円(同+76.1%)
売上高:8億7,300万円(同+51.1%)
営業利益:4,300万円(前年同期▲2億6,800万円)
営業利益率:5.0%
経常利益:3,200万円(前年同期▲2億7,100万円)
純利益:4,500万円(前年同期▲2億7,400万円)

まずは全体業績から。GMV(流通取引総額)がYonY+76.1%の高成長。その他 売上・利益も成長が続いておりますが、営業利益が4,300万円、純利益が4,500万円で創業来初めての通期黒字化を達成。当初の業績予想も全経営指標全てで上回りまっております。


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主要KPIと財務の構造の説明も合わせて。わかりやすいスライドですね。


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主要KPIの年次と四半期の推移。GMVの成長はもちろんのこと、月間利用スペース数合計もしっかりと右肩で成長。4Q(10-12月)はパーティー需要があるとのことで時期要因もあり 特に伸びが著しく、4Qの月間利用スペース数合計は1万超え。


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法人向けソリューション事業も売上が拡大をしております。


・主なトピックス
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協働して事業やソリューションを開発・推進するパートナーシップ「スペースマ ーケットパートナーズ」の立ち上げが発表されております。


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不動産事業者との連携も盛んに行われております。スペース数が拡大しておりますが、こういった背景もあるかと思います。


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ホスト側に対して、ホストインセンティブ制度が開始しております。


・今期予想
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今期の予想は以下の通り。前期比で大きな成長が見込まれておりますが、特に利益面が 利益率+13.1ptの高成長予想となっております。今期大期待です。

<2020年12月期通期決算予想>
全社総取扱高:37億8,700万円(前年同期比+46.2%)
売上高:12億5,600万円(同+43.8%)
営業利益:2億2,700万円(同+417.8%)
営業利益率:18.1%(同+13.1pt)
経常利益:2億2,300万円(同+599.4%)
純利益:2億800万円(同+354.1%)

出典:スペースマーケット2019年12月期決算説明会資料

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