おはようございます、日清紡のCMが結構好きです ザキヤマです。
ちょっと気になったので、過去の広告宣伝費について調べてみました。調べたのは、特に広告に投資してきた(している)ゲーム企業やネットサービス企業であります グリー DeNA ミクシィ ガンホー コロプラの5社。こうした企業が最も広告宣伝費を割いていた時期にいくら投資していたのか調べてみたいと思います。
各社の数字は以下の通り
・グリー
2009年6月期:20億3,100万円
2010年6月期:70億6,100万円
2011年6月期:135億8,300万円
2012年6月期:185億1,600万円
2013年6月期:219億8,500万円
2014年6月期:144億3,400万円
2015年6月期:98億2,800万円
2016年6月期:51億2,500万円
2017年6月期:43億3,500万円
2018年6月期:62億2,700万円
2019年6月期:44億6,900万円
2010年度には日本でのCM放送回数が2万4646回で1位(※CM総合研究所発表)にもなったグリー。最も多くの広告予算を投じてた時期は2014年6月期で約220億円/年。現在は年間50億円前後となっています。
・DeNA
2009年3月期:10億7,400万円
2010年3月期:18億2,500万円
2011年3月期:116億9,200万円
2012年3月期:88億6,300万円
2013年3月期:111億7,800万円
2014年3月期:64億2,700万円
2015年3月期:44億4,600万円
2016年3月期:41億3,700万円
2017年3月期:27億7,600万円
2018年3月期:31億7,500万円
2019年3月期:20億7,100万円
DeNAは2011年3月期の約117億円/年が最多。この時期はちょうどモバゲータウン→Mobageにブランド統一された頃。その頃よりプロダクトは格段に増えておりますが、現在は年間20億円程度。
・ミクシィ
2014年3月期:11億2,300万円
2015年3月期:97億6,100万円
2016年3月期:158億1,800万円
2017年3月期:208億6,400万円
2018年3月期:235億9,300万円
2019年3月期:244億1,900万円
2020年3月期:103億8,500万円 ※1-2Q
ミクシィは2019年3月期の約244億円/年が最多で、今期も含めて4年連続で200億円/年の投下量。今回挙げた5社の中では一際多い広告宣伝費となっております。2013年10月のモンスト開始以降、右肩で上がり続けております。
・ガンホー
2012年12月期:17億200万円
2013年12月期:104億3,300万円
2014年12月期:134億8,300万円
2015年12月期:199億7,900万円
2016年12月期:149億7,300万円
2017年12月期:102億2,400万円
2018年12月期:97億6,000万円
2019年12月期:77億3,000万円 ※1-3Q
2012年2月にパズドラを開始したガンホーは2015年12月期の約200億円/年が最多。現在も継続的にTVCMを見るかと思いますが、引き続き年間100億円程度が投下されています。
・コロプラ
2012年9月期:2億7,900万円
2013年9月期:9億8,500万円
2014年9月期:55億900万円
2015年9月期:73億2,500万円
2016年9月期:100億2,300万円
2017年9月期:47億5,400万円
2018年9月期:49億6,600万円
2019年9月期:38億3,400万円
コロプラは2016年9月期の約100億円/年が最多。ちょうどこの頃が、白猫等のタイトルが立て続けにヒットした頃でしょうか。2017年9月期以降は抑制も見られ、年間40-50億円程度の推移となっております。
スマホゲームも一時期と比べると出稿量が減ってきておりますが、業界の流れに合わせて見る広告宣伝費の推移も興味深いものとなっております。また調べてみます。ではでは。
Facebookページはコチラ
ストアはコチラ