おはようございます、ペイペイペイペイうるさくてすみせん ザキヤマです。
昨夜、LINEとヤフーの経営統合報道が駆け巡りまして、ソワソワしておりますが、今日も懲りずにペイ関連ネタを。LINE PayとPayPayの今後はどうするんだとか色々ありまくりますが、主要決済事業各社の決算が一通り出揃いまして、それぞれの決算資料をただただ振り返っていきたいと思います。
◆PayPay(Zホールディングス)
●各数字
・決済回数(四半期)
FY2018 4Q(1-3月):2,160万回
FY2019 1Q(4-6月):4,748万回
FY2019 2Q(7-9月):9,612万回
2019年10月単月:約8,500万回
・加盟店数(四半期末時点)
FY2018 4Q(1-3月):50万ヶ所
FY2019 1Q(4-6月):72万ヶ所
FY2019 2Q(7-9月):154万ヶ所
・登録者数(四半期末時点)
FY2018 4Q(1-3月):590万人
FY2019 1Q(4-6月):840万人
FY2019 2Q(7-9月):1,474万人
2019年10月末:約1,900万人
先日も書いた通り大きく成長しているPayPay。頭一つ抜け出した感がありますが、数字としては直近2019年10月単月だけで約8,500万回と一気に拡大しております。プロモーションやキャンペーンも引き続き大きな規模感で実施。
PayPayを冠したサービスとして「PayPayモール」と「PayPayフリマ」を共に10月にリリース。このあたりの展開はさすが。
◆メルペイ(メルカリ)
●各数字
・利用者数
9/5時点:400万人
10/16時点:500万人
・対応加盟店数
170万カ所
・継続率
約8割
・口座連携可能な金融機関数
100
メルペイも利用者や加盟店が着々と拡大。メルカリとのシナジー効果も出ているようで引き続き連携した施策が実施されることと思われます。
現在の施策や今後について資料で言及がありましたが、現在はフェーズ1-2で、引き続きの先行投資とメルカリとのシナジーに注力とのこと。今期も積極投資が続きそうです。
◆楽天ペイ(楽天)
楽天ペイは資料や情報開示が現時点でほぼなく、このスライド1枚のみ。月間利用者数が13.9倍に伸びているというザックリとしたものになっております。ただ、グラフを見る限り10月の伸びが著しく、相当数のユーザー増加が発生しているものと思われます。今後の情報開示に期待ですね。
◆LINE Pay(LINE)


出典:LINE 2019年12月期第3四半期 決算説明会資料
●各数字
・グローバル取扱高
FY2019 3Q:2870億円(前年同期比+9.9%)
・グローバルMAU
FY2019 3Q:554万人(前年同期比+52.1%)
・国内MAU
FY2019 3Q:286万人(1Q対比+67.8%)
LINE Payも例にならって伸びております。グローバル登録ユーザー数が5,000万人を突破、国内登録ユーザー数3,690万人(前四半期比+67万人)、本人確認完了者数 500万人突破という進捗。そんな中、ユーザー向け還元含むマーケティング費用を大幅に削減した点は注目したいところ。(ある意味 昨夜の報道もあり色々勘ぐってしまいがちですが)
以上、各決済事業者における2019年7-9月決算資料まとめでした。引き続き動向注視です。
[関連エントリー]
Facebookページはコチラ
ストアはコチラ