おはようございます。過去資料の読み漁りばかりしてます ザキヤマです。


ここ最近のIPOラッシュすごいですね。色々と眺めながらも 地味に気にしているのが それぞれの上場における主幹事証券。最近IPOも多くなっておりますので、このあたりで ここ2年間の新規上場での各主幹事証券を調べてみたいと思います。

●2018年
IPO_主幹事証券2018
※共同主幹事案件については引受シェアが最も高い証券会社を記載

●2019年(9/24現在)
IPO_主幹事証券一覧2019
※2019/9/24現在で上場および上場承認を受けた企業
※共同主幹事案件については引受シェアが最も高い証券会社を記載

2018年新規上場:90社
2019年新規上場および上場承認:61社
※2019/9/24現在

9月24日現在ですが、昨年90社、今年はこれまで61社(上場承認含む)の上場となっております。これから年末にかけて増えていきそうですね。


●主幹事証券数
IPO_主幹事証券2019_5

・2018年(90社)
野村證券 23
みずほ証券 21
SMBC日興証券 19
大和証券 11
SBI証券 10
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2
藍澤證券 1
東海東京証券 1
岡三証券 1
いちよし証券 1
※共同主幹事案件については引受シェアが最も高い証券会社をカウント

・2019年(61社)
野村證券 14
SMBC日興証券 14
大和証券 13
みずほ証券 6
SBI証券 5
東海東京証券 3
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2
エイチ・エス証券 2
いちよし証券 1
藍澤證券 1
※2019/9/24現在
※共同主幹事案件については引受シェアが最も高い証券会社をカウント

主幹事証券数がこちら。注釈でも書いてますが共同主幹事案件については引受シェアが最も高い証券会社をカウントしておりますので、あくまで参考程度に。2018年は野村證券、みずほ証券、SMBC日興証券あたりが多く、次いで大和証券、SBI証券が多い結果となっております。(ただし、2018年でいくと共同主幹事案件をカウントするとみずほ証券が最も多いかと思います) 2019年のここまでは、野村證券とSMBC日興証券、大和証券が数では競っている状況で、みずほ証券が例年に比べるとややスローペースでの進捗。


●市場
・2018年
マザーズ 63
JQS 14
東証一部 7
東証二部 5
アンビシャス 1

・2019年
マザーズ 43
東証二部 8
JQS 6
東証一部 1
アンビシャス 1
福証Q-Board 1
福岡証券取引所 1
※2019/9/24現在

上場市場でいくと当然ながらマザーズが多いですが、2018年のマザーズ上場は63社、2019年は43社となっております。まとめとしては以上となります。2019年も残すところあと3ヶ月ですが、これから年末にかけてIPOラッシュになるのかどうか大注目です。また追いかけます。

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