おはようございます、ニュース好きです ザキヤマです。
半年ぶりくらいにユーザーベースの決算に触れたいと思います。海外展開における積極投資や国内事業の進捗が気になる同社ですが、サラッと振り返ります。
<209年12月期2Q決算 ※累計>
売上高:56億6,500万円(前年同期比+84.6%)
EBITDA:▲5億2,800万円(同3億2,400万円の黒字)
営業利益:▲9億3,100万円(同2億9,200万円の黒字)
経常利益:▲10億700万円(同2億400万円の黒字)
純利益:▲9億6,500万円(同6,700万円の黒字)
※EBITDA=営業利益+減価償却費(のれん償却費含む)
まずは全体業績から。各事業伸びてますね。買収による貢献も含まれますが、ここ3年の成長を見ても大きく伸びているのがわかります。
決算資料のハイライトからも成長が伺えます。
売上と利益の推移です。売上は前年比で+85%の成長。半期で50億円を軽々超える水準となっております。Quartzを除いても+43%と、足元伸びてます。利益面はQuartzへの大型投資が続いておりますので赤字ですが、既存事業のみで見ると大きく伸長しています。
◆セグメント別
・SPEEDA事業
セグメント売上高:21億4,800万円(前期比+26.8%)
セグメントEBITDA:7億3,900万円(同+81.1%)
セグメント利益:5億9,600万円(同+79.0%)
※1-2Q累計
SPEEDA事業は売上・利益共に大きく増加。SPEEDA事業の2Q末における契約ID数は2,878IDとなっております。(国内2,540/海外338)
・NewsPicks事業
セグメント売上高:18億9,400万円(前期比+51.3%)
セグメントEBITDA:1億7,100万円(同+219.5%)
セグメント利益:1億5,700万円(同+228.4%)
※1-2Q累計
売上・利益共に大きく成長。SPEEDAに次ぐ 柱として確立した感があります。有料課⾦も広告も両軸大幅成長。
有料会員数は2Q末で 102,334人と10万人を突破しました。
3Q以降の主な施策の3つ。法⼈販売の開始が入っておりますが、第⼀弾でリコー社が決定しているとのこと。
・Quartz事業
既存事業に関しては収益化を、新規事業に関しては積極投資を行うとの方針の今期のQuartz事業。有料課⾦⽴上げのために投資が続いております。
今期末あたりから有料会員数の公表が始まりそうです。
以上、ユーザベース2019年12月期2Q決算振り返りでした。SPEEDA、NewsPicksあたりは今期も好調が続きそうで、投資が続くQuartz事業の下期動向が特に気になるところ。引き続き追いかけてまいります。
出典:ユーザベース2019年12月期第2四半期決算説明資料
[東京都立 戯言学園]
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