おはようございます、振り返ってばかりですみません ザキヤマです。
ということで、久々にフリークアウトの決算を。過去度々グローバル拠点のことを書いてきましたが、その海外関連が特に好調なようで その辺りを中心に振り返ってみたいと思います。
<2019年9月期第3Q決算 ※Q単体>
売上高:64億7,000万円(前年同期比+74.6%)
営業利益:▲1億6,800万円(同▲3億400万円)
経常利益:▲3億3,700万円(同▲6,900万円の黒字)
EBITDA:3,400万円(同-52.8%)
<2019年9月期第3Q決算 ※累計>
売上高:155億400万円(前年同期比+46.7%)
営業利益:▲4億9,600万円(同▲3億800万円)
経常利益:▲6億2,500万円(同2億8,600万円の黒字)
純利益:▲10億2,500万円(同6,000万円の黒字)
上記が全体の数字。赤字となっておりますが、先行投資による影響になります。売上については過去最高のQ売上を大幅に更新し、64億7,000万円を記録。
セグメント別で見てみると、大幅に伸びた主要因が海外広告の伸びであることがわかります。これは2018年12月に買収した 北米を中心に英語圏にてメディア向け収益化支援プラットフォームを開発・運営する Playwire がPL貢献を開始したことによる点が大きいようです。ちなみに、海外広告が初めて国内広告の売上を上回っております。
※売上シェア率 海外広告:47.9% 国内広告:46.7%
国内広告_DSP等の関連取扱額TOPメディアを除く売上だけで見ると、YonY:+118% QonQ:53%と大幅に成長しています。
セグメント別のEBITDA。大きな落ち込みは国内広告_DSP等の売上減が要因。また、Fintechが黒字化となっております。
先述した海外広告の売上とEBITDAを改めて。グラフの推移から海外の伸長ぶりが伺えます。Playwireの収益貢献が開始した一方で、adGeekグループ・自社投資中の拠点の黒字化が課題とのこと。ここ数年M&Aが増えておりますが、今後どのような展開を見せていくのか非常に楽しみです。
ということで、海外拠点の人員も絶賛増加中です。海外広告_自社拠点が113名 海外広告_M&Aで356名 ※FY2019 3Q時点
広告事業のその他トピックスで見ますと、国内で展開するサプライサイド事業「Poets」「Red for Publishers」が堅調に成長したほか、海外 Video/RTB 経由の売上が伸びております。
以上、フリークアウト2019年9月期3Q決算振り返りになります。まだまだ投資が続きそうですが、海外を中心に動向に注目したいところ。次回の通期決算も楽しみです。ではまた。
出典:フリークアウト・ホールディングス2019年9月期 第3四半期決算説明資料
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