おはようございます、新興メディア作りたい ザキヤマです。
先週、カカクコムの今期1Qの決算が出てまいりまして いつも通り振り返ろうかと思ったのですが、色々と見ていたら従業員が1,000人を超えていたので、今回は カカクコムが1人あたりの売上や利益をどの程度生んでいるのかを調べてみたいと思います。
<2020年3月期1Q決算>
売上収益:142億2,400万円(前年同期比+13.7%)
営業利益:64億4,800万円(同+16.0%)
営業利益率:45.3%
当期利益:43億2,500万円(同+22.4%)
※IFRS
まずは全体業績をサラッとだけ。簡単に要約しますと、価格.comも食べログも新興メディアも全てが前期比で伸長しております。セグメント別ですと以下の通り。新興メディアの比率がジワジワと上昇してきております。
<セグメント別>
価格.com:55億9,700万円/シェア率 39.3%
食べログ:63億1,300万円/シェア率 44.4%
新興メディア他:23億1,300万円/シェア率 16.3%
そして、今回の本題ですが 1Q段階でカカクコムの従業員数が1,000人を超えてきております。そこで同社が1人あたりの売上や利益をどの程度生んでいるのかを調べてみたいと思います。
決算資料から読み取れる情報を掛け合わせてみると以下の通りの数字となります。
●2020年3月期1Q
従業員1人あたり売上収益: 1,384万円/Q
従業員1人あたり営業利益:627万円/Q
●19年3月期1Q-20年3月期1Qの平均
従業員1人あたり売上収益:1,432万円/Q
従業員1人あたり営業利益:654万円/Q
上記がどの程度の数字かというところですが、2017年11月過去エントリー(従業員数1000人以上のネット企業は 1人当たりいくら稼ぎ出しているのか http://www.zaregoto-gakuen.com/archives/73657294.html)で恐縮ですが、ここに並べた大手企業から見るといかにカカクコムの収益性が高いかが伺えます。以下が以前に調査した数字感。過去数字なのであくまで参考ですが。
上記は参考ではありますが、またこの辺りの調査も久々に行いたいと思います。では今日はこの辺で。
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