おはようございます、ブログ始めて5年半です ザキヤマです。


当ブログでもた何回か書いてきた ネイティブアド事業のM.T.Burn社ですが、今年9月での解散が発表となりました。フリークアウトとイグニスのジョイントベンチャーでスタートした同社ですが、5年半の時を経て解散となりました。ということで、どんな業績を残してきたのか振り返ってみたいと思います。

M.T.Burn業績

<2016年9月期>
売上高:15億9,400万円
営業利益:5億1,700万円
純利益:4億2,700万円

<2017年12月期 ※15ヶ月の変則決算>
売上高:47億2,900万円
営業利益:25億3,000万円
純利益:16億6,400万円

<2018年12月期>
売上高:31億8,500万円
営業利益:22億4,700万円
純利益:14億6,500万円

確認出来た3期分の業績推移です。LINEと提携した2016年9月期の数字から非常に大きな規模感となっているのがわかります。中身まで分かりかねますが 非常に高い利益率で、2018年9月期の営業利益率は70.5%を記録。以下、サラッと沿革的なものを。


<沿革>
2013年12月
フリークアウトとイグニスでスマホ向けネイティブアド事業の合弁事業会社 M.T.Burn設立

2014年6月
ネイティブアドプラットフォーム AppDavis(のちの Hike)リリース

2016年1月
LINEと資本業務提携(イグニスが外れ LINE 50.5%  フリークアウト49.5%)

2016年6月
LINE内広告表示面への配信を「Hike」を基盤とした運用型広告配信システムの利用およびLINE NEWSサービス内の広告配信も解禁し「LINE Ads Platform」の本格運用を開始(同年4月から試験運用)

2019年5月
M.T.Burnの解散を発表  9月清算予定


LINEに向けた広告配信プラットフォームの開発・運用を行っていましたが、LINEにおいて新しい広告配信プラットフォームの開発および移行が完了したことから、両社合意の上で解散を決定したとのことで今回の発表に至っております。様々な環境変化があってのことと思いますが、短期間でこの規模感のプロダクトを立ち上げて、拡大させてきた記録は大きいと思います。今後も両社のそれぞれの動向を追いかけていきたいと思います。

[東京都立 戯言学園]  
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