おはようございます、ふるさと納税は少ししました ザキヤマです。


アイモバイルの2019年期2Qの決算が発表されました。非常に好調な推移となっており、サラっと振り返りたいと思います。

◆全体業績
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<2019年2Q決算 ※累計>
売上高:123億4,400万円(前年同期比+34.6%)
営業利益:22億7,400万円(同+81.5%)
営業利益率:18.4%
経常利益:23億3,500万円(同+86.3%)
純利益:12億2,600万円(同+49.0%)

<2019年2Q決算 ※Q単体>
売上高:69億5,800万円(前年同期比+51.8%)
営業利益:11億6,000万円(同+67.6%)
営業利益率:16.7%

1Qでも大きく伸長した業績ですが、2Qでも勢い衰えずさらに伸長。売上・営業利益ともに過去最高を記録しております。Q売上の規模は約70億円という過去の業績から見てもダントツ高い水準となっております。


◆セグメント別
<コンシューマ事業>
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売上高:37億2,200万円(前年同期比+307%)
営業利益:10億1,100万円(同+139%)
営業利益率:27.1%
※2Q単体

※シェア率(2Q単体)
売上シェア:53.4%
営利シェア:87.1%

業績の伸びを牽引するのが、引き続き ふるさと納税事業「ふるなび」をメインとしたコンシューマ事業となっております。2Qはふるさと納税の需要期とあって、売上・利益ともに大きく成長。売上は4倍に、営利は約2.4倍となっております。ちなみにコンシューマ事業のQ売上が広告事業の売上を初めて上回っております。


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TVCMも実施したこともあり販促費が大きく増加しておりますが、それでもQ営業利益を10億円の大台に乗せてきております。営利のシェアは実に87%を占める結果となっております。


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会員数と検索トレンドの推移は上記の通り



<インターネット広告事業>
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売上高:34億1,000万円(前年同期比-9.3%)
営業利益:1億2,800万円(同-50.4%)
営業利益率:3.8%

※シェア率(2Q単体)
売上シェア:49.0%
営利シェア:11.0%

インターネット広告事業については前年同期⽐で減収減益となっております。


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注力である動画広告事業maioに関しては、数字は開示されていないものの、高い成長推移であることが伺えます。


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また、今回の業績大幅伸長により上方修正が発表されております。

<通期予想(上方修正後)>
売上高:200億100万円(差異+9億2,800万円)
営業利益:30億円(同+11億9,700万円)
経常利益:30億7,200万円(同+12億6,800万円)
純利益:17億9,500万円(同+5億8,800万円)


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アドネットワークのイメージが強いですが、ここ最近の動きがコンシューマ事業関連が多く、事業が多角化しているアイモバイルに下半期も大注目です。

各出典:アイモバイル2019年7月期第2四半期決算説明資料

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