おはようございます、ワークマンたまに行きます ザキヤマです。


新業態のワークマンプラスが話題となっていることでおなじみ ワークマンの決算がなかなかの好調ぶりを見せていたので、見ていきたいと思います。初めて取り上げます。では、行こうみんなでワークマン♪ということで、早速いきます。

ワークマン決算2019年3月期

ワークマン決算2019年3月期2

<2019年3月期3Q決算 ※累計>
チェーン全店売上高:730億2,600万円(前年同期比+17.0%)
営業総収入:506億2,400万円(同+16.4%)
営業利益:109億5,800万円(同+28.9%)
経常利益:118億8,700万円(同+26.4%) 
純利益:73億6,300万円(同+26.0%)

<2019年3月期3Q決算 ※Q単体>
チェーン全店売上高:311億7,500万円(前年同期比+22.3%)
営業総収入:217億7,300万円(同+24.7%)
営業利益:53億8,700万円(同+37.8%)
経常利益:57億2,100万円(同+35.0%) 
純利益:35億4,000万円(同+32.8%)

まずは全体業績。綺麗な2桁成長。特に3Qにおける伸びはすごいですね。高い利益率にも注目です。要因を少し深掘ります。


ワークマン決算2019年3月期3

決算のポイントが決算説明会資料にまとまっておりますが、「商品」「販売」「店舗展開」の3つの軸で見てみたいとと思います。


●商品
ワークマン決算2019年3月期4

PB(プライベートブランド)商品の開発に注力とのこと。主力3ブランドの「FieldCore」「Find-Out」「AEGIS」の防寒商品77アイテムを加えたPB商品は合計911アイテムと増加し、チェーン全店売上高構成比は39.9%(前年同期比+7.8pt)まで伸長。


●販売
ワークマン決算2019年3月期5

「高機能×低価格のサプライズをすべての人へ」というコンセプトのワークマンプラスですが、業績好調の主要因の一つとなっております。出店における全国でのTVCMや全国紙カラー1面広告等の大規模な告知、ブロガー向け説明会なども開催したことにより想定以上のユーザーが訪れているとのこと。これによる影響は全国のワークマン既存店に波及し、全体の売上拡大に大きく寄与しております。今後の出店も増えそうですね。


●店舗展開
ワークマン決算2019年3月期6

新規開店:14店舗
閉店:3店舗
スクラップ&ビルド:2店舗

ワークマン決算2019年3月期7

営業店舗数 ※2018年12月末現在
フランチャイズ:727店舗(前期末比+35)
直営店:105店舗(同-24)
合計832店舗


ワークマン決算2019年3月期8

法人企業向け営業も強化しているとのことで、販売が増えております。


ワークマン決算2019年3月期9

以上、先述したように好調ぶりが伺えますが、今期の業績予想について上方修正が発表されております。なかなか大きな修正。どんな着地となるのか注目ですね。また振り返ってみます。

<業績予想 ※上方修正後>
チェーン全店売上高:918億7,100万円(修正前からの差異+85億8,400万円)
営業総収入:639億5,000万円(同+60億4000万円)
営業利益:130億6,000万円(同+18億8000万円)
経常利益:142億9,000万円(同+19億1000万円)
純利益:95億1,000万円(同+12億9000万円)

出典:ワークマン2019年3月期第3四半期決算説明会資料

[東京都立 戯言学園]  
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