おはようございます、誰か広告について教えてください ザキヤマです。


サイバーエージェントの広告費についてを1年ぶりに書きたいと思います。先月書きました通期決算の業績についてのエントリーに続き、今回は年間広告費の投下額について見ていきたいと思います。

サイバーエージェント広告宣伝費2018

例年書いている過去5年間の広告費推移と主要トピックスを更新しております。

例年通り、主にAbemaTVとゲームを中心として各種コンテンツに広告費を投下していることが予想されます。最近ではAbemaTVはもちろんのこと、Cygamesと任天堂の協業タイトル「ドラガリアロスト」のTVCMをよく見かけますね。

<過去6年間の年間広告費>
2013年9月期:114億円(前年比167%)
2014年9月期:105億円(前年比92%)
2015年9月期:134億円(前年比127%)
2016年9月期:253億円(前年比188%)
2017年9月期:320億円(前年比126%)
2018年9月期:291億円(前年比91%)
※決算資料より算出

2018年9月期に関しては グループ全体で291億円の広告宣伝費となっております。ここ数年右肩上がりで推移してきており2017年9月期は初の300億円超えでしたが、前期比で減少となっております。それでも、300億円近い投資額はさすがの規模感。近しい広告宣伝費を投じている会社をいくつか挙げてみます。(全て前期の数字なのであくまで参考値)

<参考>
・スクウェア・エニックス:225億8,500万円 
・クレディセゾン:263億5,400万円
・ヤマダ電機:278億8,300万円
※2018年3月期通期

・ライオン:299億6,800万円
※2017年12月期通期

大手家電量販店や消費財メーカー、大手ゲーム会社と同等もしくは超える規模感での広告宣伝費となっております。広告代理店やゲーム、放送様々な顔がありますが、大手広告主の一面もあるサイバーエージェント、また今期も動向追いかけていきたいと思います。

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