おはようございます、メルペイが楽しみでしかたない ザキヤマです。
メルカリの決算発表がありましたのでザックリと振り返りたいと思います。決算月が6月期のため、新たな期に入ったメルカリ。国内外ともに気になるところでして、それぞれ触れていきます。
◆全体業績
<2019年6月期1Q決算>
売上高:105億5,200万円(前年同期比+45.3%)
営業利益:▲25億1,300万円
経常利益:▲25億1,300万円
純利益:▲28億8,700万円
GMV:1071億円(同+43.3%)
※GMV→キャンセル等を考慮後の取引高の合計
まずは全体業績から。1Qの出だしですが、Q売上が初の100億円を超え、105億5,200万円(前年同期比+45.3%)を記録しております。伸びてますね。
取引高も引き続き伸長。利益については、投資が先行しておりますので、営業利益ベースで▲25億1,300万円となっております。アメリカ展開における投資がメインかと思います。
◆セグメント別
・メルカリJP
<2019年6月期1Q>
GMV:990億円(前年同期比+41.1%)
MAU:1,133万人(同+24.8%)
売上高:97億円(同+42.7%)
営業利益:14億円(同+53.9%)
営業利益率:14.4%
メルカリJPですが、各指標全て前年同期比で良い成長を遂げております。
広告宣伝費はそこまで変わらずですが、人員増加により人件費が増加しております。
日本事業におけるGMV構成比。直近での大きな変化はありませんが、5年前との対比では女性関連以外の比率が伸長しております。引き続きエンタメ・ホビーの伸びが著しい。
TVCMでも打ち出しておりましたが、バーコード出品が好調のようで、GMVが大きく増加しております。
・メルカリUS
GMV:7100万ドル(前年同期比+77.2%)
米国内流通総額:80億円(同+35億円)
※1Q
メルカリUSですが、マーケティング施策が奏功したようでGMVが好調に推移しております。また、決算短信にて記載のあった米国内における1Q流通総額ですが、こちらも前年同期比+35億円の80億円となり、着実に成長をしていることが伺えます。
施策についてはアメリカ各地でのオンライン広告に加え、ラジオや看板といったオフライン広告も実施しているようです。また、既存ユーザーに対してのCRM施策も奏功しております。
◆その他トピックス
直近のホットトピックスとしては、やはり 車コミュニティサービス「CARTUNE」運営のマイケルを買収したことが挙げられます。今後、シナジーを活かしたサービス連携が出てくるので、こちらも動向を追いかけたいと思います。
もう一つのトピックスは、メルカリJPにおけるロゴ変更。今年はUSでもリブランディングが行われておりますが、Newロゴでの国内外でのメルカリの進化が楽しみです。
以上になります。メルカリ事業の振り返りがメインでしたが、非常に楽しみな金融事業メルペイなどのプロダクトリリースが待たれます。仕込みが続いているかと思いますが、その辺りの進捗も気になるところでございます。海外や人材、新プロダクトなどへの投資注力もあり、大きな赤字がフォーカスされることもあるかと思いますが、中長期的な視点で成長を追いかけていきたいと思います。また振り返ります。
出典:メルカリ2019年6月期第1四半期決算説明会資料
[関連エントリー]
Facebookページはコチラ
ストアはコチラ
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。