おはようございます、将来 戯言ファクトリー創設を検討したい ザキヤマです。
今回は9月にマザーズに上場したばかりの and factoryについて初めて書きたいと思います。先日、上場後初の決算発表でさっそく通期決算が出てきておりまして、振り返りたいと思います。
◆全体業績
<2018年8月期通期業績>
売上高:19億1,600万円(前年同期比+178.3%)
営業利益:3億6,500万円(同+63.2%)
営業利益率:19.0%
経常利益:3億6,000万円(同+61.5%)
純利益:2億6,000万円(同+49.9%)
見ての通り、好決算となっております。Q毎の推移も綺麗です。そして、直近の4Qの伸びが凄いです。
売上が前期比約2.8倍の19億1,600万円での着地に。営業利益も着実に積んできております。好因を見ていきます。
◆セグメント詳細
and factory の事業構成は「Smartphone APP事業」と「IoT事業(IoTホステル)」の2軸。それぞれ見ていきます。
・Smartphone APP事業
まずはアプリ事業から。マンガ関連と掲示板アプリの最強シリーズがメインです。
<Smartphone APP事業 2018年8月期通期>
売上高:10億9,921万円(前期比+82.0%)
セグメント利益:4億7,964万円(同+21.7%)
セグメント数字は上記の通り。特にマンガアプリが好調で四半期毎に着実に成長を遂げております。4Qにおけるマンガ事業の売上シェアは52.4%。全体としては広告費の集中投下期も終わり、収益性も高くなっております。
各KPIも好調。MAUは前年同期比で約2倍に。安定感があります。
・IoT事業(IoTホステル)
続いて、IoT事業。個人的にはこちらが興味深い内容でした。IoTデバイスが体験できるスマートホステル「&AND HOSTEL」や予約管理システムなどの提供を行っております。
<IoT事業 2018年8月期通期>
売上高:7億9,988万円(前期比+1179.5%)
セグメント利益:1億4,226万円(同▲2,993万円)
数字の伸びがすごいです。特に4Qは自社開発型物件のリリースにより売上高が大きく増加しております。4Qだけで見ますと、セグメント単体の売上で5億6,000万円を記録し、全体売上シェアの62.0%となっております。通期で見ても、売上シェアが41.7%と半分に迫ってます。今期は構成比が大きく変わることも予想されます。ちなみに、利益も出始めております。
2016年8月にリリースをしたIoTホステル事業ですが、展開店舗は9店舗と拡大。予約管理システムやタブレット、IoTプラットホームの導入も広く展開が進んでおります。
タイムラインとしては上記。
◆今期予想
<2019年8月期通期業績予想>
売上高:30億7,000万円(前年同期比+60.2%)
営業利益:5億1,100万円(同+40.0%)
経常利益:5億400万円(同+39.7%)
純利益:3億5,000万円(同+34.3%)
投資回収サイクルが明確にスケジュールとして出てました。今期も下半期の伸びが気になるところ。最後にいくつかトピックスに触れて終えたいと思います。
Smartphone APP事業はマンガに特化した
アドネットワーク事業「COMIAD」を開始。新たな収益が生まれそうです。進捗が気になります。
IoTはNTTドコモとの掛け算に期待。宿泊のみならず住宅市場に参入とのこと。楽しみ。
以上です。大期待なand factoryに注目です。
出典:and factory 2018年8月期決算説明会資料
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