おはようございます、久しぶりに桃鉄やりたい ザキヤマです。


先日、GameWithの通期決算が出てきておりまして、美しい右肩成長を遂げてましたのでサラっとポイントを掻い摘みながら振り返ってみたいと思います。

◆全体業績
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 <2018年5月期通期決算>
売上高:26億7,700万円(前年同期比+69.3%)
営業利益:11億6,800万円(同+77.8%)
営業利益率:43.6%
経常利益:11億6,800万円(同+78.7%)
純利益:8億1,600万円(同+75.3%)

端的にいうと非常に伸びております。当該決算が5期目ですが1期目からの推移はまさに”右肩成長”。美しいですね。売上は25億円を、営業利益は10億円を軽く超えてきております。そして利益率の高さは相変わらず。


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四半期毎の推移。通期通して、売上が前期対比で着実に底上がっていることがわかります。4Qは過去最高の7.2億円を記録。直近の利益率の低下は戦略投資が主な要因とのこと。(それでも十分高い利率ですが)


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売上の商材構成比です。ネットワーク動画広告の収益貢献が着実に伸びてきております。また、以下の通りタイアップ広告も好調に推移しており、前期比でシェアが10pt弱伸びてます。

・タイアップ広告比率(通期)
2017年5月期:11.7%
2018年5月期:21.2%


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動画が伸びている点については、シンプルに動画チャンネルが伸びていることにありそうです。上記グラフを見てもわかる通り、動画伸びてます。


◆4Q主なトピックス
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4Qにおける主なトピックスとしましては、eスポーツ事業への参入と、シード投資。eスポーツについては、「クラッシュ・ロワイヤル」の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ」発足にあたり、プロチームの結成を発表しております。この領域は今後何かしらの展開がありそうで注目したいところ。


◆今後
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これまでは国内におけるメディア事業がメインでしたが、今後については「海外展開」と「新規事業」を強化とのこと。上記資料は新規事業についてですが、一つはここ最近ゲーム業界でも多くの動きが出ております ブロックチェーン関連の施策。ゲーム開発やその支援、プラットフォームなど様々な展開を見せそうです。2019年5月期の業績予想は、売上高:31億5,400万円/営業利益:9億500万円となっております。投資を行う一年となりそうで、その動向に注視したいと思います。

出展:GameWith2018年5月期決算説明資料

[東京都立 戯言学園]  
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