おはようございます、決算見ながらご飯してます ザキヤマです。
暑くなったと思ったら寒くなったりとよくわからない気候ですが、決算の方は劇的に熱くなっております。ということで、今回はQに1度の定期エントリーを。オプト/サイバーエージェント/セプテーニ/D.A.Cホールディングス4社の決算(2018年1-3月)のポイントを簡単にまとめてみました。それでは、いきます。
◆4社売上高まとめ
オプト:227億7,300万円(同+9.0%)
サイバーエージェント:1,095億8,000万円(前年同期比+17.4%)
セプテーニ:39億4,800万円(同+6.1%)※収益(国際会計基準)
D.A.Cホールディングス:597億7,500万円(前年同期比+1.1%)
◆4社営業利益・営業利益率まとめ
オプト:10億700万円(同-7.8%)
サイバーエージェント:114億8,400万円(同+44.4%)
セプテーニ:3億1,600万円(同-40.3%)※Non-GAAP営業利益(国際会計基準)
D.A.Cホールディングス:26億800万円(前年同期比+4.0%)
以下、主要事業の振り返りをメインに各社レビューをザックリと。
◆オプト
以下の通り、今回からセグメント変更となっております。
↓
▼マーケティング事業
売上高:212億5,500万円
営業利益:14億1,300万円
営業利益率:6.6%
※1Q単体
<商材別取扱高>
・動画広告 前年同期比:+113.0%
・ソーシャル広告 前年同期比:約2倍増
・LINE広告 前年同期比+7.3%
・アドネットワーク広告 前年同期比-5.3%
・リスティング広告 前年同期比+12.8%
▼その他トピックス
・位置情報活用の広告配信・効果測定ツール「to STORE」が小売店舗集客ツールとしてヒット
・最大投資先のラクスルが5/31にマザーズ上場予定
・延べ8000人のデータサイエンティストが企業のデータを分析を行う子会社「SIGNATE」設立
◆サイバーエージェント
以下、各事業レビュー
▼ネット広告事業
売上高:614億円(前年同期比+16.9%)
うちスマホ広告売上:483億円(同+21.0%)
営業利益:65億5,000万円(同+23.3%)
営業利益率:10.7%
※2Q単体
・動画広告(2Q)⇒102億円(同1.5倍)
⇒2017年動画広告市場シェア23.5%(同+4.7pt)
▼ゲーム事業
売上高:404億円(前年同期比+12.8%)
営業利益:85億5,000万円(同+8.1%)
営業利益率:21.0%
※2Q単体
・Cygames新規タイトル「プリンセスコネクト!Re:Dive」好調
・新たなヒットで主力タイトルが8本に
・オリジナルIPに続き、他社IPの展開も注力
▼メディア事業
売上高:75億円(前年同期比+17.7%)
営業利益:-42億円(既存事業6.9億円、先行投資-49億円)
※2Q単体
・AbemaTV 開局2年で2,900万DL突破。MAU1100万突破
・AbemaTV 引き続き投資注力
▼その他トピックス
・esports「RAGE」にて2018年5月から「シャドウバース」のプロリーグを発足
◆セプテーニ
※単位(百万円)
以下、各事業レビュー
▼ネットマーケティング事業
収益:36億9,500万円(前年同期比+4.9%)
Non-GAAP営業利益:11億8,200万円(同-24.5%)
Non-GAAP営業利益率:32.0%
※2Q単体
※参考(売上高)189億8,600万円(同+0.4%)
・動画広告の取扱高32.6億円(前年同期比+18.9%)/構成比17.2%
・動画広告 2017年市場シェアは9.7%(前年比+2.8pt)
・海外収益⇒5.5億円(前年同期は3.5億円)※海外収益比率14.8%
・海外 アジア圏を中心に収益が拡大し、収益比率は過去最高を更新
▼メディアコンテンツ事業
収益:3億2,800万円(前年同期比+13.3%)
Non-GAAP営業利益:▲3億500万円(同+2億5,500万円)
※2Q単体
・GANMA!のアプリ収益がYonYで+36.6% ブランド広告市場の開拓を推進
・GANMA! 累計1000万DL突破(4/12)
・GANMA! ユーザから作家へのハート投稿による応援 累計10億回を突破
▼その他トピックス
・機動的且つ強固な経営基盤の確立を目指し「モニタリング型取締役会への移行」よ「委任型執行役員制度の導入」を実施
◆D.A.Cホールディングス
今回本決算でしたので、通期数字から
↓
<18年3月期全体業績>
売上高:2083億4200万円(前年同期比+12.8%)
営業利益:88億500万円(同+27.1%)
営業利益率:4.2%
経常利益:87億9900万円(同+136.0%)
純利益:43億6600万円(同2億900万円の黒字)
▼インターネット関連事業
売上高:590億円(前年同期比+20.2%)
-うちパートナービジネス:466億5,600万円
-うちクライアントビジネス123億4,400万円
売上総利益:78億1,900万円(同+10.8%)
粗利率:13.2%
※4Q単体
※累計数字から単体数字を算出(参考数値)
<構成>
ソリューション:42億8,100万円
予約型広告:182億3,100万円
運用型広告:364億8,700万円
(ディスプレイ80.1億/DSP・SSP・SNS等142.9億/サーチ141億)
運用型広告比率:61.8%
※参考
・スマートデバイス広告売上:310億9,000万円(比率52.7%)
・動画広告
15年3月期:42億円
16年3月期:99億円
17年3月期:143億円
18年3月期:269億円(前年比1.9倍)
▼その他トピックス
・LINEの法人向けサービスの販売・開発パートナー制度において各種認定を取得
・PF1のDSP「MarketOne」 国内初となる全広告キャンペーンのアドフラウド排除を開始
・EverySense、A1 Media Group、リボルバーと資本業務提携
・クオントと業務提携
・テンセントと日本初の戦略的パートナーシップ締結
以上、2018年1-3月の決算まとめでございます。次回は夏にお会いしましょう。
[関連エントリー]
・2017年10-12月はコチラ
・2017年7-9月はコチラ
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