おはようございます、調べ物好き ザキヤマです。


カカクコムの決算が出てまいりましたが、決算数字ではなく、価格.comの海外事業にフォーカスしてみたいと思います。

日本国内で著名なwebサービスの一つである 価格.com。意識しなくても 自然に使っているユーザーの方も多いかと思います。そんな価格.comですが、2011年から海外展開を「Priceprice.com」というサービス名で行ってまして、インドネシア、フィリピン、タイ、インドの4カ国で展開しております。以下、各国の月間利用者の推移をまとめてみました。

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出典:カカクコム各IR資料より引用

15年3月からのデータをQ毎に追いかけてみました。インドネシアの伸びが顕著に出ており、特に2017年9月→12月にかけて大幅に伸びております。過去のIR資料によると、17年6月の時点でインドネシアで展開している購買支援サイトの中で最大の利用者数になっており、アフィリエイトやタイアップといった広告によるマネタイズも進んでいる様子が見て取れました。また、インドネシアにおいては他メディアとのアライアンスも進んでいるようです。

その他、興味深かったのが、16年12月頃を境に、フィリピン・タイ・インドにおける利用者が減少していること。この点も気になりました。それはそうと、カカクコム自体も東南アジアへの投資も幾つか行なっており、今後の連携具合が気になるところでございます。引き続き、各国の推移や展開を追いかけていきたいと思います。

[東京都立 戯言学園]  
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