おはようございます、福岡から東京に向かう機内で書いてます ザキヤマです。


さて、本格的に始まりました決算シーズン。決算発表日も別途まとめておりますが、まずはLINEの決算について書きたいと思います。広告事業を筆頭に業績好調のLINE。新たなサービスもリリースしたりと、常に注目したい企業でございます。今回はLINEの広告事業にフォーカスして、決算資料とともに見ていきたいと思います

◆全体業績
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まずは全体業績から。

<LINE 2017年12月期3Q全体業績>
売上収益:425億3,700万円(前年同期比+18.4%)
営業利益:58億5,000万円(同+18.8%)
営業利益率:13.6%
純利益:16億3,500万円(同-42.0%)
※IFRS

売上収益内訳
-広告 204億1,100万円(前年同期比+40.9%)
-コミュニケーション 75億2,600万円(同+3.7%)
-コンテンツ 98億7,900万円(同-8.3%)
-その他 47億2,100万円(同+38.2%)


◆売上シェア率が全体の約半分となった広告事業
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-広告 シェア47%
-コミュニケーション シェア18%
-コンテンツ シェア23%
-その他 シェア12%

コンテンツが減少傾向にありますが、顕著に伸びているのが広告事業。広告事業のQの売上収益はついに200億円を突破。全体の売上シェアも次Qには50%を超えてきそうですね。


◆パフォーマンス型の伸びが顕著
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そんな広告事業の詳細をザクッと振り返って締めたいと思います。上記資料を見ると、やはりパフォーマンス型広告がすごく伸びているのがわかります。%を売上換算で見てみると以下の通りで、パフォーマンスはYonYで倍以上の伸長。

広告事業売上収益:204億円(前年同期比40.9%)
-ポータル 26.5億円(前年同期比+7.7%)
-メッセンジャー型 99.9億円(同+20.9%)
-パフォーマンス型 77.5億円(同112.0%)


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パフォーマンス型広告はLINEマンガ等への広告掲載も開始したことにより、インプレッションも大きく増加。17年3QのLINE Ads Platformのインプレッションは159億4,000万を記録。次のQではもっと跳ねそうですね。4Qでは、LINE NEWSにおける動画広告も導入予定でこちらも期待。

次回は本決算が出てきます。どこまで数字を押し上げるのか今から楽しみです。


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