おはようございます、ザキヤマすげーーって言われてみたい ザキヤマです。
先日の記事でも登場したアドウェイズ。
ここ数年、海外攻めてるなーって印象ですね。
そんなアドウェイズの直近3年間(2011~2014年)の海外展開を調べてみました。
そして奇遇にも本日は、アドウェイズ社岡村社長の誕生日とのこと。
岡村さん、おめでとうございます!
ではでは、いってみましょう。
岡村さん、おめでとうございます!
ではでは、いってみましょう。
■図にしてみた(2011~2014年)
※会社設立や進出だけでなく、提携や代理店契約も含む
▼海外関連リリース本数
直近約3年間で38本
2011年⇒7本
2012年⇒10本
2013年⇒15本
2014年⇒6本※4/5現在
▼傾向値
2011年⇒主に東南アジア
2012年⇒中国、インド、東南アジア
2013年⇒韓国、中国、東南アジア
2014年⇒韓国、中国
3年間で、10か国へ進出してます。
印の位置と数を見て頂ければわかると思いますが、とにかくアジア攻略。って感じです。
東南アジアはインドネシア、シンガポール、フィリピンなどこの3年間でかなり攻めてます。韓国は2013年にネットワーク提携など、怒涛の6本リリースで一気に攻めている模様。中国も同様に、2012年から強化している印象。台湾なども進出し、一気にアジアを獲りにいっているのがわかる。
2014年もアジア関連のリリースが多い。gumiへの出資やグロースハック周りの提携にも注目したい。
ちなみに、アジアだけでなく、2011年には米国に調査拠点を構えたり、2012年に子会社Adways Interactiveを設立し、Facebookの認定パートナーになったり、米国進出も着々と進めている。
▼決算資料から
2011年 3月期[引用:決算資料]
海外事業(海外広告?)売上⇒7億1,600万円
海外広告売上⇒12億3,600万円
営業利益⇒6,800万円
海外広告売上⇒18億8,900万円
営業利益⇒▲2億1,600万円
海外広告に絞ってみてますが、売上は着実に増加している。営業利益は直近の決算発表でも赤字ではあるが、人件費の増加などを見ると、まだまだ投資フェーズなんだと思う。
”まず進出!⇒提携強化”の動きを見ると、今期以降の数字推移も注視しておきたいポイント。
▼講演メモ
ちょうど1年前ですが、アドウェイズ取締役 海外事業担当 野田さんの講演を聞いてきた際のメモを一部抜粋。
◆アメリカと韓国進出で学んだこと
【アメリカ】
就労ビザ取得のハードルが予想以上に高い
医療費が非常に高い(特に歯医者が高い)
シリコンバレーでは、Tw、FBモデルは当たり前
実は学歴社会(有名会社の役員は高学歴が多い)
会社の成長ステージ毎に最適な経営者が存在する
【韓国】
日本以上に学歴・職歴社会(会話の中で普通に聞かれたりする)
見栄えを大切にする文化(媒体資料レベルでデザイナーに発注したりする)
市場が軌道に乗った時の勢いがハンパない。
ローカライズが必要なマーケット(例:管理画面を英語表記などにすると嫌がったりする)
【まとめ】
・本社のグローバル化なくして成功はありえない
・サービスに限らずどこまでローカライズできるか
・誰を中心に組織を作るか
・事業計画における本社との時間軸(必要投資)の共有
↓
結論:人が全て
私のようなペーペー人間が言えた話ではないが、今の体制まで持ってくることは容易ではなく、かなりの苦労があったと思う。当然ながら、行ってみて初めてわかることが沢山あるということ。そこは先駆者の強みとなる。さらなる飛躍に期待し、またいつか話を聞きたいと思う。
▼リリース
最後に、参考にしたリリース達を列挙して終わりたいと。
2011年
5.9 ベトナム開発センター設立
5.10 中国最大のショッピングサイト「Taobao」の情報誌「淘宝天下」を発行する淘宝天下と提携
7.22 フィリピンでの事業開始
8.10 アメリカにおける調査拠点立ち上げ
9.27 インドネシアにおけるWebコンサルティング事業開始
12.1 伊藤忠と協業で台湾にてYAHOO!と提携したCPC型の検索連動型広告導入支援事業を開始
12.8 シンガポール現地法人設立
2012年
2.27 フィリピンソーシャルメディアマーケティングラボ設立
4.24 台湾・タイのネット広告会社を買収
5.1 シリコンバレー唯一のゲーム専門インキュベーター、YetiZenと提携~子会社Adways Interactive設立
5.22 中国重慶市に新開発拠点を設立
7.23 インド・デリーに新拠点を設置
8.1 アドウェイズインドネシア、「食」を通して日系企業の進出をサポート
9.4 大手ネットワーク広告運営の英国myThingsと代理店契約を締結
10.31 インドの大手アフィリエイト会社買収に基本合意
11.22 アドウェイズインドネシア、東南アジア大手ゲームプラットフォームにゲーム提供開始
11.27 アドウェイズチャイナ、新浪と公式アプリ開発パートナー提携
11.27 アドウェイズチャイナ、テンセント初のソーシャル広告代理パートナーに認定
2013年
3.29 インドアフィリエイト広告大手VC社と資本・業務提携
4.2 AppDriver、韓国最大級のアドネットワーク「Cauly」と提携
4.12 AppDriver、韓国最大級のリワード広告ネットワーク「TnK Ad Platform」と提携
4.18 AppDriver、台湾最大手のPCリワードネットワークを保有するOfferme2と業務提携
5.9 AppDriver、中国最大級のモバイル広告ネットワーク「YouMi Mobile(ヨウミモバイル)」と業務提携
5.16 AppDriver、中国最大級のモバイル広告ネットワーク「指効効果営銷平台(Zhixiao Affiliate Platform)」と業務提携
6.26 AppDriver、韓国最大級のリワードアプリ「Cash Slide(キャッシュスライド)」と提携
7.23 Adways Korea、韓国ゲーム顧客支援(CS)大手YD Online社と提携
8.15 アドウェイズ・インタラクティブ、米41st Parameter社と協業
9.4 インドネシアにてPC・スマートフォン対応アフィリエイトサービス「SmartDriver」を提供開始
9.25 グロースハックツールを提供する韓国5Rocks社と提携
10.7 東南アジア初TV視聴者向けSNSアプリ『Social Gate』を提供開始
10.18 アドウェイズチャイナ、中国発の無料メッセンジャースマホアプリ「WeChat(微信)」オフィシャルアカウントのプロモーションサービスを提供開始
10.31 SmartDriver、インドネシア最大級のアフィリエイトネットワーク「CLOAP(クロープ)」と業務提携
11.18 AppDriver、韓国最大の無料通話・無料メールスマホアプリ「カカオトーク」と業務提携
2014年
1.9 グロースハックツールを提供する韓国5Rocks社と資本提携
1.16 アドウェイズチャイナ、O2Oソリューションで導入実績トップクラスのアイリッジと提携
1.30 インモビ社と全世界に及ぶ包括的業務提携
2.5 gumiへ出資~アジア圏にてスマートフォン市場への事業展開を加速~
2.7 「PartyTrack」とスマホアプリ向け動画広告配信サービス「AppVador」の連携開始
4.4 アドウェイズチャイナ、中国3大通信キャリアのチャイナ・ユニコムが提供するアプリマーケット「Wo Store」の広告プラットフォームを開発・運用および広告販売
※出展:http://www.adways.net/news/press/index.html
以上でございます。
ではまた。
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