おはようございます、ドラ焼きが食べたい気分の ザキヤマです。


ここ数年といいますか、毎年のように叫ばれる”動画元年”という言葉。結局いつなんだって話ですが、個人的には今年ではないかと思っております。

以前はYoutubeやニコ動ばかりな印象でしたが、最近はTwitterやFacebookをはじめとして日常で使う様々なサービスに動画の要素が含まれてきているように感じます。日常で動画に触れる機会も確実に増えてきており、広範囲にわたって一般化してきたのではないでしょうか。

今回は”動画”というテーマで、あくまでこの1年の動きだけではありますが、ここ1年間(14年10月~15年10月)に発表された動画関連リリースを振り返ってみると、様々な傾向も見えてきたので、その辺り簡単に見ていきたいと思います。


■この1年の動画関連リリース振り返り
動画関連リリース1
動画関連リリース2
動画関連リリースv1
動画関連リリースv2

全部で63個のリリースをザッと時系列で並べてみました。配信ツールの機能拡張などのリリースは除外しておりますが、それを含めるともっと多くのリリースが世に放たれております。振り返ってみると、会社設立や参入など、今年になって新規参入してくるケースも多くあるのが見受けられます。


■傾向

・企業
B向けののリリースが多いですが、YoutubeやTwitterなどC向けのサービスに関しても、着々と機能拡張をしているのがわかります。

リリース数でいきますと、サイバーエージェントが多いです。子会社や関連企業も含めると、12個(全体の約20%)のリリースに登場しています。広告・プロモーションが多いですが、その他サブスクリプション型動画サービスの提供やマーケティングツール、制作、事業連携など幅広い領域でリリースが出ております。ここ数年は動画関連のリリースも多かったと思いますが、今年は特に勢いを感じます。

あとは、博報堂の名前も度々登場しております。こちらも広告・プロモーションだけでなく、日本交通とのBeaconを用いた情報配信の実証実験など、研究系の動きも活発にあるように思えます。

また、Gunosy、スマートニュースなどのニュースアプリ系企業もここ1年で動画広告参入へ動いているのも興味深い動きといえますね。


・ジャンル
動画関連リリース5

勝手ながらジャンル分けしてみました。※同一リリースでの被りがある場合は複数ジャンル含めてます

広告・プロモーション 50%
動画サービス 14%
会社設立 9%
Youtuber 5%
提携 5%
制作 5%
マーケティングツール 5%
資金調達 3%
クラウド 2%
実験 2%
スタンプ 2%
ソリューション 2%


当然といえば当然かもしれませんが、やはり広告・プロモーション系のリリースが圧倒的に多いですね。この1年で動画広告事業を行うプレイヤーも多く増えました。併せて、制作系のリリースも目立ってきております。

HIKAKIN_Youtuber
あとはYoutuber関連が多いですね。東京ゲームショウなどのイベントでも、今年は特にYoutuber系のブース増えておりましたが、傾向として増えてきております。資金調達なども増えてきそうですね。


スタート系のリリースが多いので、種蒔きをした会社も多くあります。蒔いた種が今後どう成長していくのか引き続き注目して見ていきたいと思います。では、本日はこの辺で。

[東京都立 戯言学園]
Android Appはコチラ
Facebookページはコチラ
ストアはコチラ

LINE@公式アカウントで更新情報配信中!

'stats.label.addfriend' (MISSING TRANSLATION)