おはようございます、ガムはクロレッツ派の ザキヤマです。
本日はサイバーエージェントの3Q決算振り返り。既存3事業を中心に幾つかポイントを整理したいと思います。
■2015年9月期2Q業績
売上高:611億5400万円(前年同期比+19.2%)
営業利益:62億5400万円(同+54%)
営業利益率:10.2%
経常利益:62億5600万円(同+56.7%)
四半期純利益:24億1700万円(同+181.7%)
■既存3事業ポイントまとめ
・Ameba事業
売上高:79億0000万円(前年同期比-4.2%)
営業利益:8億2000万円(同3.8倍)
営業利益率:10.3%
広告収益・課金収益ともに、2Q対比/前年比で見ても減少となった。3Qは課金収益が42億円と落ち込んだが、5月で下げ止まりとなった模様で、今後増収基調となるかどうか。営利に関しては、2Q対比では約半減したが、前年比だっと3.8倍となった。
トピックスとしては、「宅スタ」や「QIQI」といった動画プロダクトがリリースしたのと、動画サービスのリアル発信拠点「AmebaFRESH!Studio」がオープンしたことが挙げられる。今後、生放送番組視聴アプリや多チャンネル動画プラットフォームが秋冬で登場してくるので、動画周り期待したいですね。
・ゲーム事業
売上高:167億0000万円(前年同期比+32.9%)
営業利益:34億8000万円(同2.4倍)
営業利益率:20.8%
ゲーム事業は「グランブルーファンタジー」が引き続き業績に寄与し、売上が過去最高を更新。「グランブルーファンタジー」が4-6月でTVCMも行ったこともあり、広告宣伝費が22億円(前年比+7億円)と大きく膨らんだが、同タイトルが5月末に400万DLを達成するなど効果的ではあった模様。
・ネット広告事業
売上高:353億8600万円(前年同期比+23.9%)
営業利益:28億9000万円(同+25.6%)
営業利益率:8.1%
1-3月の広告需要期の反動がありながらも、売上を着実に伸長させ過去最高を更新。スマホ売上も227億円で、全体売上のシェア64.3%を占めるなど引き続き好調を維持。営利は2Q対比では下がったものの、前年比としては25.6%増と2桁成長を見せた。
好調プロダクトとしては、運用型広告(売上高224億円)、インフィード型広告、動画広告が特に伸長している。
・音楽事業「AWA」
今回の決算資料より、5月末に提供を開始した音楽事業「AWA」が追加されております。まだ数字などは詳細出ておりませんが、6月末のCM効果もあってか、7月末に300万DL突破を予定するなど、今後の成長が楽しみな注目プロダクトです。
以上となります。既存3事業に加え、AWAなど注目プロダクトも登場してきているサイバーエージェント。今期予想の売上高2400億円/営利280億円の達成は問題なさそうですが、どこまで伸ばしてくるか楽しみです。
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