おはようございます、情熱があるかないかで言ったらある方だと思います ザキヤマです。
昨日の「情熱大陸」(毎日放送)に、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの創業者・社長の森下一喜氏が出演。約1年間におよぶ密着取材が放映されました。 http://www.mbs.jp/jounetsu/2015/03_01.shtml
番組内容としては、情熱大陸とガンホーのコラボゲームを創る過程の様子がメインでしたが、その中で気になった言葉やポイントをまとめたいと思います。
■番組中出てきた言葉まとめ
・「触る感じという”触感”というのはすごく大事にしている。ぶっちゃけ、それだけで言うと、0コンマ何秒速くしたりとか、遅くしたりとか」
・「作ってる最中にストーリーが湧く。頭の中にヒットをする軌跡・ストーリーが思い描くパターンがある。そういう時はヒットする。」
・「作ってる最中でやめるパターンもある。ダメだなと思ったらやめます」
全てでが上手くいくわけでない。頓挫した企画は1000以上とのこと。
・「ゲームクリエイターは本当はプログラマーだと思う。」
・「完全に無料だからといって、こんなもんでいいんじゃないか。というのはない。無料だけど、「こんなの無料でいいの!?」って言われることをやりたい」
・「ゴロが良いのはある。特に”ん”と濁音を使う。「パズルアンドドラゴンズ」は、”ん”も濁音も半濁音も入ってる」
・「ゲームはキャラクターが命」(森下氏の持論)
■目に付いた言葉は貼り出す
森下氏の仕事部屋。ゲーム作りの過程で目に付いた言葉を書き出し、壁に貼り出しているとのこと。いくつか紹介されてました。
・「「波」とは乗るものではなく、創るものだ」
・「右斜め上の思考」
・「おもしろ果汁100%」
⇒100%納得のいくモノ作ること(森下社長)
・「運と勘」
・「思う。のではなく動いてる」
・「「プロモーションの山」とは山ではなく山脈」
■会議スタイル
1日の大半はゲーム開発の会議に費やす。10件のプロジェクトが同時進行中とのこと。
・会議のポイント①
”ざっくばらんな雰囲気”
⇒資料やパソコンは基本使わない。・会議ポイント②
”ホワイトボードで提案”
これが森下氏のスタイル。
・会議ポイント③
”面白がって受け入れる”
⇒どんな内容も面白がって一旦受け入れる。否定からは何も生まれないから。
・その他
出来ることは今すぐやる。ゲームの修正など、会議中にやってしまうことも。
開発の恒例行事として、どんなゲームも毎回100人くらいから意見を聞き、修正とテストを繰り返す。
開発の恒例行事として、どんなゲームも毎回100人くらいから意見を聞き、修正とテストを繰り返す。
喜びは皆で分かち合う。ゲームが完成したらオリジナルケーキで祝うのがガンホー流とのこと。
■ゲームが出来た時の行う儀式
”家族に試してもらう”
⇒初めてプレイする人の反応を間近で見たい。
最後に…情熱大陸×ガンホーのゲームですが、今回の新作ゲーム作りは約1年掛かって完成。下記から見てみてください。
モジポップン
1年におよぶ製作の過程で、森下氏やメンバーの強いこだわりが印象的で、製作チームだけでなく他者にテストをしてもらってる時にメモを取り続けるシーンは特に興味深かった。キャラクターや音楽、全体の雰囲気、色、絵のタッチなどなど、納得いくまで入念に修正とテストを繰り返し、作り上げていく過程はすごく面白く、1つのゲームに掛ける思いやこだわりを感じました。
今日はこの辺で、ではまた。
[東京都立 戯言学園]
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