おはようございます、週刊現代はたまに読みます ザキヤマです。


スマホなどデジタルの波が押し寄せている昨今、苦しくなってきているのが紙系の業界なわけですが、とりわけ、雑誌業界は廃刊などなかなか厳しい状況になっているのをよく目にします。

ということで、デジタル化への移行やデジタル領域への投資を各社せまられてると思いますが、その中でも目立ってるのが、講談社。


昨日もデジタルガレージとの提携を発表しておりますが、デジタル領域へ積極的だなーと思ったので、この辺で一度振り返ってみたいと思います。

講談社_デジタル

2013年から注力している印象ですが、上記の通りとなっております。

2013年は「マンガボックス」へのコンテンツ提供、作品の単行本化。2014年は「Snapeee」運営のマインドパレットや「NewsPicks」運営のユーザーベースへの出資、「iQON」運営のVASILYとの提携など、特に攻めた一年だったのではないでしょうか。

「マンガボックス」「Snapeee」「NewsPicks」「iQON」とそれぞれ有力なサービスばかりで、張り方が良さそうな感じがします。


講談社_デジタルガレージ
※講談社のプレスリリースより

で、昨日はデジタルガレージとの提携。こちらの提携内容は、簡単にいうと、”講談社のコンテンツのグローバル展開”と”日本国内におけるコンテンツ育成”の2つ。2013年のDeNAとのコンテンツ連携を考えると、DeNAと組む選択肢もあったんじゃないかと思いますが、グローバルに強みを持つデジタルガレージとの提携はどんな展開になるのか期待ですね。


振り返ると良い提携ばかりですが、”講談社が持つ強み(コンテンツ)との連携” ”海外展開”という2軸が投資のテーマとしてブレずにきているので、引き続きこの2軸での投資が続きそうですね。

先日、朝日新聞もクラウドファンディングサイト「A-port」の3月リリースを発表したりしてます。以前、調べるおさんも書かれてましたが、出版・新聞といった紙系のデジタル(ネット)領域における投資の動きに注目していきたいと思います。

では、また。

[東京都立 戯言学園]
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