おはようございます、最近お豆腐にハマってます ザキヤマです。

おととい、カカクコムの2015年3月期第3四半期決算が発表されたんですが、今まであまり注視したことがなかったので、改めて詳細まで見てみたんですけど、売上もさることながら、営利率がなかなかの高さを誇ってることが
判明しましたので簡単にその件について書きたいと思います。※個人的な気付きなだけで、高い営利率を知ってる方は多いと思います。
■2015年3月期第3四半期業績
営業利益:45億6600万円(同+19.9%)
営業利益率:49.5%
特に「食べログ」のここ2年間における数字の飛躍は目を張るものがあります。2年前の同時期では約11億だったものが、今や32億なので、単純に約3倍になってることがわかります。
■高い営利率
個人的に驚いたといいますか、恥ずかしがら初めて知ったんですが、むちゃくちゃ営業利益率が高いこと。
2012年の3Qの51.9%が過去最高営利率ですが、だいたい45~50%のレンジとなっています。
で、今回の3Qに関しては49.5%。今期は1-2Qでの人件費増加により、43~44%と一時的に低下しましたが3Qは大きなコストの膨らみもなく営利率が改善された模様。
この数字の比較対象として、私的に浮かんできたのがヤフー、ガンホー、コロプラ。業態も異なるので何とも言えませんが、営利率が特に高い企業を挙げるとこの辺りかなと。各企業の直近で発表された決算の営利率を見てみると、下記の通り。
・ガンホー(2014年12月期4Q)
売上高⇒402億4100万円
営業利益⇒208億4100万円
営業利益率:51.8%
・ヤフー(2014年3月期3Q)
売上高:1075億円
営業利益:499億円
営業利益率:46.4%
・コロプラ(2015年9月期1Q)
売上高⇒164億4500万円
営業利益⇒71億5400万円
営業利益率:43.5%
ガンホー:51.8%
カカクコム:49.5%
ヤフー:46.4%
コロプラ:43.5%
上記企業と比較しても、カカクコムは高い営利率となってます。特に「価格.com」「食べログ」はブランド力もあり優位性が保てるので、利用者も多く、サービス内容も向上しているため有料会員も多くなり、媒体価値も上がり、広告に跳ね返ってくるという良いサイクルが組めているため、高い営利率が保ててるのではないでしょうか。
また、その圧倒的なブランド力もあり、他社が参入しにくい状況を作り出しているも大きく影響している気がしてます。
そして、昨日LINEとの業務提携を発表。取り急ぎ、「LINE@」と「食べログ」を連携させるとのことで、またユーザーメリットの大きそうな取組みが始まりそうです。こちらも楽しみですね。
カカクコムの高営利率、勉強になるポイントが沢山ありそうです。
今後の展開も注視していきたいと思います。
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