おはようございます、うなぎパイにハマってます ザキヤマです。
本日は主要アフィリエイト会社の決算比較。アドウェイズ、インタースペース、ファンコミュニケーションズ、バリューコマースの4社を超簡単ではございますが、比較してみたいと思います。(3ヵ月ぶり3回目)
広告事業(PC+スマホ※国内外)とメディア事業の2つの軸で見てみたいと思います。
まずは広告事業。
↓
■広告事業の売上高/営業利益/営業利益率(2014年7-9月)
・ファンコミ
売上高:7,553,370千円
営業利益:1,756,971千円
営業利益率:23.26%
※売上はPC+モバイル+他社媒体の売上高合算
※各Qの決算短信から計算
会社全体としての営利率は18.4%ですが、広告事業だけ抜き出すと20%超と、引き続き、高利率をキープ。特にnendが好調で、しばらく右肩上がりが続きそう。子会社のエイトクロップス、アドジャポン好調に推移している感があり、今後が楽しみ。
・アドウェイズ
売上高:8,263,000千円
営業利益:738,000千円
営業利益率:8.93%
1Q対比で スマホ広告が+3億3200万円、海外広告が+1億3400万と好調。これまで投資フェーズだったと思われる、海外広告事業が調子良さそうです。2Qまでで前期3Qの売上を上回るハイペースとなっている。
・バリューコマース
売上高:3,424,000千円
営業利益:312,000千円
営業利益率:9.11%
9月に気分一新ロゴを変更したバリューコマース。売上好調のようで、3Q売上は34億2400万円で四半期ベースとしては過去最高。ショッピングや旅行分野のアフィリエイト広告が堅調に推移した模様(特に旅行は需要期要因もあり大きく伸長)。一方、営利・営利率は減少。AFのコンサルティングサービスの原価の増加が要因と思われる。
・インタースペース
売上高:4,261,000千円
営業利益:172,000千円
営業利益率:4.04%
平成26年9月期のラスト、4Qはしっかりと売上を積み上げてくるなど好調。EC・サービスカテゴリーのアフィリエイト広告が堅調に推移したほか、ストアフロントアフィリエイトが約30%増加するなど引き続き売上に寄与した。
つづいて、メディア事業。
↓
■メディア事業の売上高/営業利益(2014年7-9月)
・ファンコミ
売上高:260,810千円
営業利益:▲27,486千円
※株式会社ファンメディアの数字を引用
業績にはまだ大きく貢献する数字とはなっていないものの、事前登録サービス「STARTRY」などのリリースなどもあり、今後の数字の伸びが気になるところ。
・アドウェイズ
売上高:430,000千円
営業利益:▲88,000千円
※アプリ+メディアその他の数字を引用
前四半期比でアプリとメディア事業それぞれ売上-1400万円と微減。要因としては、主にサムライ・アドウェイズで行っているメディア事業の広告主の出向意欲の低下が挙げられる。ただ、営業損失は徐々に減りつつある。
・インタースペース
売上高:275,000千円
営業利益:▲36,000千円
※メディア運営事業の数字を引用
auスマートパスの広告規制、プラットフォームのコイン消費ダウンにより減少。「ママ★スタジアム」はメディア連携やコンテンツ施策などもあり売上増加。
※バリューコマースは、決算資料にセグメント別での数字なしのため、記載なし
以上となります。
また、10-12月決算でお会いしましょう。
※資料出典
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