おはようございます、「ダメよーダメダメ」というのを最近知ったザキヤマです。
最近、グノシーに関する記事がそこらじゅうから出てきて、盛り上がってるので私も書こうか迷いましたが、本日はゲームデベロッパーさんのエントリーを。
以前、当ブログで書かさせて頂いた”従業員一人あたりの売上/営業利益”
この指標を、業績絶好調なコロプラとガンホーにて見てみたいと思います。
直近のQ(4-6月)とその前年同期比で算出してみたいと思います。
■従業員一人あたりの数字
※2014年4-6月の3ヵ月での数字で算出
すごい数字ですね。本当にすごい。
驚異の営利率だと思います。
・コロプラ
従業員1名あたり売上⇒3547万円/3Q(3ヵ月)
従業員1名あたり営業利益⇒1674万円/3Q(3ヵ月)
⇒前年同期比で、一人あたり利益率が桁ひとつジャンプアップしている。
そんなコロプラがすごいと思うのは、継続的にヒット作を生み出しているところ。「黒猫のウィズ」や「蒼の三国志」も継続的に伸ばしつつも、「スリングショットブレイブズ」等を着実に立ち上げてくる。一発屋ではなく、しっかりと作り込んで当ててくるあたりはお見事。
・ガンホー
従業員1名あたり売上⇒1億3340万円/2Q(3ヵ月)
従業員1名あたり営業利益⇒7502万円/2Q(3ヵ月)
⇒数字自体が異常値なのであれですが、前年同期比でいくと営利率が減少。
とはいえ、この売上/営利率は驚異(売上に関してはQ単位で1人あたり1億超え)。従業員1人が稼ぎ出す金額も当然大きなものになってくるが、1年前と比較して従業員数にそこまで大きな変化がないのが特徴的。
1Qと比較して減収減益となったが、アッパーまで来た感じなのか、まだまだ伸びるのか、今後の展開に注目したい。
直近の従業員数としては、コロプラが約400人、ガンホーが約330人。それで、このQ売上とQ営利を残してくるあたり、ゲームがヒットするとすげーってなっちゃいます。
■他業種との比較(参考)
以前、主要ネット広告代理店、アフィリエイト会社にて算出した際の各社のレンジが大体こんな感じ。(年間です)
※その際のエントリー※
↓
・アイレップ
従業員1名あたり売上⇒7000万~1億円程度/年
従業員1名あたり営業利益⇒210~220万程度/年
・オプト
従業員1名あたり売上⇒5000~6500万円程度/年
従業員1名あたり営業利益⇒100~120万程度/年
・サイバーエージェント
従業員1名あたり売上⇒5500~6600万円程度/年
従業員1名あたり営業利益⇒700~800万程度/年
・セプテーニ
従業員1名あたり売上⇒5000万前後/年
従業員1名あたり営業利益⇒130~190万程度/年
・アドウェイズ
従業員1名あたり売上⇒2000万~3200万円程度/年
従業員1名あたり営業利益⇒40~153万程度/年
・インタースペース
従業員1名あたり売上⇒4000~5000万円程度/年
従業員1名あたり営業利益⇒150~200万程度/年
・バリューコマース
従業員1名あたり売上⇒3000~5400万円程度/年
従業員1名あたり営業利益⇒285~600万程度/年
・ファンコミュニケーションズ
従業員1名あたり売上⇒4600~7800万円程度/年
従業員1名あたり営業利益⇒750~1400万程度/年
※上記すべて年間での算出
そもそも、数字算出期間が異なるのと、業態自体が異なるので当然ビジネスモデルも異なるわけで、比較に関しては参考程度として見て頂ければと思いますが、上記と比較してもゲーム2社の数字がいかにすごいものかわかります。
継続的に成長を続けるのが大変ですが、当てると大きい業界ですね。ゲーム一つで株価が高騰!なんてシーンが最近では多く見受けられ、賛否両論あったりしますが、夢がありますね。
また時間があれば2社以外にも調べてみたいと思います。
ではでは、本日はこのへんで。
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