おはようございます、昨日から酒井法子の「蒼いうさぎ」が頭から離れない ザキヤマです。
当ブログも決算決算決算…とうるさいわけですが、本日も懲りずに、主要アフィリエイト会社の決算を比較でございます。アドウェイズ、インタースペース、ファンコミュニケーションズ、バリューコマースの4社を超簡単ではございますが、比較してみます。
広告事業(PC+スマホ※国内外)とメディア事業の2つの軸で見てみたいと思います。
まずは広告事業。
↓
■広告事業の売上高/営業利益/営業利益率(2014年4-6月)
・ファンコミ
売上高:7,850,871円
営業利益:1,777,421円
営業利益率:22.64%
引き続きの、高利率。
スマホ比率も上昇中でそろそろ60%に到達か。特にnendが好調。
また、4月には、リアルタイムに広告配信を最適化する広告配信プラットフォーム「nex8」もリリース。こうした好材料も影響し業績好調。
子会社のエイトクロップス、アドジャポンも昨対から見ると、かなり好調な推移と思われる。
・アドウェイズ
売上高:8,427,000円
営業利益:724,000円
営業利益率:8.59%
4-6月は3月からの反動もあり、前四半期対比で見ると微減となったが、前年同期比で見ると
・売上高
スマホ広告:前年同期比+14億6,000万
インターネット(PC):同+5億5,900万
海外広告:同+5億7,000万
・営業利益
広告:前年同期比+1億3,400万
海外広告:同+1億800万(数字自体は▲100万で営業赤字)
と大きな増収増益となった。
・バリューコマース
売上高:3,032,000円
営業利益:382,000円
営業利益率:12.60%
メインの金融系クライアントで減少が見られたが、その他で伸長。
特に、ショッピング及び旅行分野の成果報酬型広告が堅調に推移した。
・インタースペース
売上高:4,017,000円
営業利益:213,000円
営業利益率:5.30%
ストアフロントAFが好調。1-3月の需要期の反動がありながらも、大きな減少もなく好調な印象。また、スマホ広告比率も順調に上昇中。前々四半期との対比でみると約10%上昇。
サイジニアとの共同事業、レコメンド配信サービス「ADGLAT」や、クラウドサービスの「ランサーズ」との業務提携のリリースも出ているので、この辺り注目したい。
つづいて、メディア事業。
↓
■メディア事業の売上高/営業利益(2014年4-6月)
・ファンコミ
売上高:86,561円
営業利益:▲19,071円
※自社媒体事業の数字を引用
4/1からの組織再編によって、株式会社ファンメディアとして自社媒体を集約し注力、媒体価値や販売力の強化を実施しているが、業績にはまだ寄与しない状況となっている。
・アドウェイズ
売上高:402,000円
営業利益:▲163,000円
※アプリ+メディアその他の数字を引用
前四半期比でアプリは微増、メディアその他は減少。
メディア事業としては、主にサムライ・アドウェイズにおいて行っているメディア事業の広告主の出向意欲の低下もあり減少となった。
・インタースペース
売上高:353,000円
営業利益:▲17,000円
※メディア運営事業の数字を引用
ソーシャルゲーム事業での遅延もあり、前四半期比で売上は微減。
4-6月としては営業赤字だが、1-6月の累計でみると200万円の営業利益。個別で見ると、「ママ★スタジアム」が5月度にUU数200万を突破、広告売上も堅調に推移している。
※バリューコマースは、決算資料にセグメント別での数字なしのため、記載なし
以上となります。
各社メイン事業は広告事業になりますが、旬と言える”ネイティブ広告”や”動画”といったワードがチラホラ出てきておりますので、今後注視したいポイント。
動画広告配信ネットワーク「AppVador」に、アドウェイズもインタースペースも同タイミングで出資する(IS社のリリースを引用:http://www.interspace.ne.jp/press/press/140805.html)など、こういった動きは今期特に増えていきそう。
ではまた、7-9月決算でお会いしましょう。
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