おはようございます、ナイナイのオールナイトニッポンをかけながら書いてます ザキヤマです。


先日書いた”リアル店舗はコロナ禍でどのくらい影響が出ているのか”という4月度月次速報のまとめエントリー。そこからまたいくつかの企業から4月度の月次速報が出てまいりましたので、書きたいと思います。今回は11社分です。

※参考

コロナ_店舗影響_売上
※各社のIRリリースより数値参照

今回の調査した11社も前年同期比でのマイナスが目立ちますが、前年同期でプラスに転じている企業もございます。本エントリーにおいてのハイライトは間違いなくケンタッキーフライドチキン。既存店売上がYonY+33.1%、客数が同+7.3%、客単価が同+24.0%と大きく成長。営業時間の短縮等がある中でテイクアウトやデリバリーが加速したことが想定されます。同様のファーストフードチェーンのモスバーガーも既存店売上がYonY+3.1%、客単価が+27.0%と 客数は減少したものの客単価の増加で売上をカバーしております。

一方で特に非常に厳しい数字になったのが、ラウンドワンや鳥貴族で、ともにも既存店売上がYonY-96.1%となっております。このレベルの減少は初めて見ました。ほとんどの期間で休業したことが数字にもろに表れた結果となっております。

緊急事態宣言の段階的解除の動きが見られるなど、徐々に経済活動が再開されてくるかもしれませんが、早い収束と店舗の早い回復を願って今後の市況を引き続き見守りたいと思います。

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