おはようございます、引越しはまだ考えていません ザキヤマです。


7月期決算の企業の決算発表が一通り出てきましたが、久々にエイチームの決算を見ていきたいと思います。結論からもう上げますと、主軸のライフスタイルサポート事業の成長がすごく良く、同事業にフォーカスして振り返ってみたいと思います。

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<2019年7月期通期決算>
売上高:371億5100万円(前年同期比-1.4%)
営業利益:28億1100万円(同-40.2%)
営業利益率:7.6%
経常利益:28億900万円(同-40.6%)
純利益:14億7300万円(同-55.4%)

まずは全体業績からですが、上記の通りで減収減益となっております。

<内訳>
・ライフスタイルサポート事業
セグメント売上:225億2,500万円(前年同期比+18.8%)
セグメント利益:31億3,700万円(同+2.0%)
売上シェア率:60.6%

・エンターテインメント事業
セグメント売上:125億7,700万円(同-22.2%)
セグメント利益:15億3,200万円(同-57.3%)
売上シェア率:33.9%

・EC事業
セグメント売上:20億4,800万円(同-19.7%)
セグメント利益:▲2億1,000万円
売上シェア率:5.5%

エンターテインメント事業の既存の落ち込みやEC事業の再整備によるところが減収減益の主な起因となっておりますが、その中であって 好調な推移となっているのが ライフスタイルサポート事業。売上・利益ともに過去最高を記録し、売上高も200億円を突破してきております。


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一番左のグラフがライフスタイルサポート事業ですが、綺麗な右肩成長となっているのが分かります。


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各事業の四半期推移。ライフスタイルサポート事業のシェア率向上が著しい推移となっております。エンターテインメント事業については、世の中のトレンドも反映している推移かと思います。


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もう少しライフスタイルサポート事業にフォーカスして見てみます。四半期売上は過去最高を記録しておりますが、Q売上が60億円台まで上昇。新規投資も行っており 4Qについては利益は前年同期比で横ばいで推移。


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同事業におけるセグメント別です。ザックリと以下の通り。主に調子が良いのが 引越し、金融メディア、その他。

引越し関連事業:引越し侍
自動車関連事業:ナビクル
ブライダル関連事業:Hanayume
金融メディア事業:ナビナビキャッシング
その他:Qiita


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各指標は良い形で推移しております。特に粗利額が伸びているのがわかります。またARPUも上昇してますね。


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以前に買収した Qiitaも伸びてますね。順調に成長しているのがわかります。


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今期ですが ライフスタイルサポート事業については通期売上は250億円/営業利益は25億円を予想。投資もあり利益面はダウン予想ですがさらなる成長が期待されます。エンターテインメント事業に関しては方針転換もあり新規開発に注力とのこと。EC事業については、2022年期の通期黒字化に向けて引き続き進行していきそうです。

以上、エイチーム2019年7月期通期決算のザックリとした振り返りになります。今期も名古屋の雄の動向をチェックしてまいります。では今日はこの辺で。

出典:エイチーム2019年7月期通期決算説明会資料

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