おはようございます、ふるさと納税しました ザキヤマです。
アイモバイルの2019年7月期通期の決算が発表されましたので、ザックリと振り返っていきたいと思います。
◆全体業績
<2019年7月通期決算 ※累計>
売上高:211億3,800万円(前年同期比+17.6%)
営業利益:31億6,000万円(同+49.2%)
営業利益率:14.9%
経常利益:31億4,900万円(同+50.3%)
純利益:13億6,700万円(同+17.3%)
過去最高の売上高・営業利益を記録しております。売上は初の200億円を突破し211億3,800万円(前年同期比+17.6%)となっております。
四半期毎の推移ですが、ふるさと納税事業のコンシューマ事業の好調もあり、トータルで見ると大きく伸びましたが、6月のふるさと納税に関する法改正の影響により、売上高と営業利益が減少となっております。
2019年7月期の各セグメントにおける比率です。コンシューマ事業の比率上昇が著しいです。
・コンシューマ事業
売上高:36.4%(前期は13.2%)
営業利益:75.0%(前期は32.8%)
・インターネット広告事業
売上高:63.6%(前期は86.8%)
営業利益:25.0%(前期は67.2%)
◆セグメント別
<コンシューマ事業>
・2019年7月期通期
売上高:80億1,500万円(前年同期比+232.2%)
営業利益:23億1,300万円(同+239.8%)
営業利益率:28.8%
先述した通り 法改正もあり 減少傾向の推移とはなりますが、今期のトータルで見ると大きく業績に寄与しております。今後のトピックスとしては、10月リリース予定で新コンテンツ「ふるなびカタログ」が登場予定。契約自治体と提携し、サービススタートとのこと。前期比で見ると数字が下がる可能性がありますが、今後の動向を追いかけたいところ。
<インターネット広告事業>
・2019年7月期通期
売上高:139億9,000万円(前年同期比-11.7%)
営業利益:7億7,000万円(同-54.7%)
営業利益率:5.5%
4Q単体で見ますと売上が回復基調。動画広告が好調とのこと。Q営業利益も3億円台まで回復。こちらは粗利率の高いプラットフォーム売上高が増加したことが起因しております。
広告事業のトピックスとしては、メディアソリューションパートナーとしてGoogleに公式認定されたことが挙げられます。
<その他>
8月にアプリ事業を行うオーテ社を子会社化しております。ここ数年M&Aが加速しておりまして、こちらも今後の事業シナジーに期待したいところ。
◆今後
<2020年7月期通期業績予想>
売上高:142億6,600万円(前年同期比-32.5%)
営業利益:7億900万円(同-77.6%)
営業利益率:5.0%
今期予想は ふるさと納税の法改正といった外部要因による影響もあり 数字が下がる予想となっております。
既存事業への投資もありますが、これまで種蒔きを行ってきた事業や新たにM&Aしたオーテ社などに期待が掛かります。
以上になります。今期数字面だけで見ますと外部要因もあり苦しい部分もありますが、引き続き投資面も含めて こうした減少をどう補っていくのか その動向に注目したいと思います。
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