おはようございます、ヤフーの決済事業が気になる ザキヤマです。
先週ヤフーから決算が出てきておりまして、広告事業にフォーカスをしてザックリと振り返ります。前回決算で 約2年ぶりに検索の売上がディスプレイを上回った件 を書きましたが、今回も検索連動型広告が好調に推移しております。
<FY2018 2Q広告事業数字>
広告事業全体売上収益:793億円
-ディスプレイ広告:380億円(シェア48.0%)
└うちYDN等:262億円
└うちプレミアム広告:117億円
-検索連動型広告:413億円(シェア52.0%)
(スマホ売上収益)
474億円(全体シェア59.8%)
<FY2018 2Q広告事業 YoY成長率>
広告事業全体売上収益:+6.7%
-ディスプレイ広告:+0.5%
└うちYDN等:-3.7%
└うちプレミアム広告:+11.4%
-検索連動型広告:+13.2%
(スマホ売上収益)+15.0%
売上引き続き好調です。トピックスとしては、やはり検索連動型広告の伸び。YonYで+13%の成長で、同セグメント史上初のQ売上400億円超えの413億円を記録しております。検索のQ売上水準としては、4年前と同水準と言えると思います。(参考:2015年1-3月に検索連動型広告でQ売上397億円を記録)その他でいくと、スマホ比率の伸びも著しく全体の60%に到達しそうです。
検索連動型広告の伸びについては、前回のエントリーでも触れましたが、4月から検索におけるカテゴリ補足オプション機能が追加され、5月からは広告の表示デザインが変更となっており、収益性の向上に繋がっております。
話題が少し変わりますが、業界内でもホットな話題としてアドフラウド対策があります。ヤフーも対策を開始しておりますが、次回決算でこのあたりの数字的影響がどの程度出るのか要注目です。
動画関連も下半期では期待が掛かります。直近のトピックスとして、自前のクリエイター/インフルエンサー向け投稿プラットフォーム「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」が10月30日に、ライブ配信番組「ワイキュー」が9月26日にそれぞれ開始しており、本格的に動画コンテンツを拡大してきております。
最後に、全体業績を触れて締めたいと思います。ではまた。
<ヤフー 2019年3月期第2Q決算 ※単体>
売上収益:2,331億円(前年同期比+8.3%)
営業利益:355億円(同-16.9%)
当期利益:224億円(同-29.2%)
※IFRS
出典:ヤフー2018年度第2四半期決算プレゼンテーション資料
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