おはようございます、麻雀したい ザキヤマです。


昨日、決算シーズン初旬の注目決算であります サイバーエージェントの2018年本決算が出てきております。注目の決算を振り返ります。

◆全体業績
サイバーエージェント2018年本決算

サイバーエージェント2018年本決算_1

<2018年通期決算(累計)>
売上高:4,195億1,200万円(前年同期比+13.0%)
営業利益:301億6,300万円(同-1.8%)
営業利益率:7.1%
経常利益:285億6,500万円(同-0.6%)
純利益:48億4,900万円(同+20.5%)

<2018年4Q決算(4Q単体)>
売上高:1,075億5,100万円(前年同期比+5.6%)
営業利益:36億500万円(同-63.3%)
営業利益率:3.4%
経常利益:34億3,700万円(同-63.2%)
当期利益:▲1億4,900万円(同-114.7%)

まずは全体業績から。通期売上が初の4,000億円超えを記録し、着地の4,195億円は過去最高。


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Q売上については、3四半期連続のQ売上1000億円超え。引き続き成長を続けております。


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営業利益ですが、既存事業の利益が減少となり4Qの営業利益は36億円の着地となっております。AbemaTV等の先行投資事業の営業損失は過去最大の▲62億円となり、引き続きの強気の投資が続いております。


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今回は久々に従業員数について触れます。9月末での従業員数は4,988人。おそらく10/25現在では5,000人以上となっているかと思います。日本のインターネット関連事業会社としては、また一回り大きな企業へと成長を遂げております。ちなみに参考までに、ヤフー全体で6,696人、GMOグループ全体で5,670人 ※ともに2018年6月末 。この両社に近しい規模感となっております。それでは事業別の詳細を見ていきます。


◆ネット広告事業
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<18年9月期通期 ネット広告事業>
売上高:2,414億円(前年同期比+16.0%)
 うちスマホ:1,931億円
 うちPC等:482億円
営業利益:213億4,000万円(同+14.0%)
営業利益率:8.8%


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<18年9月期4Qネット広告事業>
売上高:619億円(前年同期比+11.1%)
営業利益:45億2,000万円(同-0.5%)
営業利益率:7.3%
※4Q単体

ネット広告事業ですが、売上619億円はQ売上過去最高を記録。利益面は下げておりますが、事業拡大に向け人員の積極採用を進め、2019年期も大いに期待が出来るのではないでしょうか。


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2018年期通期で見ると、グループ化1社、新会社5社を設立しており、相変わらずの積極投資が伺えます。さすがの強固な体制づくりといったところでしょうか。今期も期待です。


◆ゲーム事業
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<18年9月期通期 ゲーム事業>
売上高:1,465億円(前年同期比+4.5%)
営業利益:253億円(同-4.6%)
営業利益率:17.2%


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<18年9月期4Qゲーム事業>
売上高:368億円(前年同期比+6.3%)
営業利益:43億3,000万円(同-17.2%)
営業利益率:11.7%
※4Q単体

ゲーム事業については、営利率がQonQで7.3pt程度下げておりますが、積極的な広告宣伝費の投下によるもの。売上については堅調に推移。


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4Qのハイライトとしては、Cygamesが任天堂と共同開発した新規タイトル(9/27リリース)「ドラガリアロスト」が台湾・香港・マカオのりApp Storeセールスランキング1位を記録するなどヒットしたことが挙がると思います。


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主力タイトルは8本に。今後の提供予定はCygamesのオリジナルIP「ウマ娘 プリティーダービー」が2018年冬にリリースを予定。2019年以降はオリジナルIPタイトルを4本提供予定となっております。


◆メディア事業
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<18年9月期通期 メディア事業>
売上高:314億円(前年同期比+22.8%)
営業利益:▲177億1,000万円


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<18年9月期4Qメディア事業>
売上高:87.6億円(前年同期比+28.1%)
営業利益:▲53.4億円(内「AbemaTV」等▲62億円)
※4Q単体

メディア事業は、投資が続きますが売上は良い形で成長を続けております。「AbemaTV」と「タップル誕生」が要因が大きいようです。今期中にはQ売上100億円も視野に入ってきそうです。


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AbemaTVの進捗については、開局2年半でダウンロード数が3400万DLを突破。


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今回の決算で売上が初公開されておりまして、以下の通りとなっております。

FY2016:売上高2億円(営業損失-99億円)
FY2017:売上高19億円(営業損失-209億円)
FY2018:売上高63億円(営業損失-208億円)


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また、先日発表となった電通と博報堂DYMPとの資本提携。今後の動向に注目です。


以上、サイバーエージェント2018年9月期通期決算になります。AbemaTVが良い形で成長を遂げており、今期もその進捗が楽しみになってきます。足元のネット広告事業に関しても新たな動きが多く出てきており、どこまで数字を伸ばしてくるのか今期も目が離せません。また適宜まとめます。

出典:サイバーエージェント2018年9月期通期決算説明会資料

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