おはようございます、ベランダ菜園が着々と拡大してます ザキヤマです。


先週出たバリューコマースの決算が好決算でして、サラッと振り返りたいと思います。

◆全体決算
バリューコマース決算2018_4

バリューコマース決算2018_3

バリューコマース決算2018_2

<2018年12月期2Q決算 Q単体>
売上高:49億4,800万円(前年同期比+24.9%)
営業利益:8億7,100万円(同+109.3%)
営業利益率:17.6%
経常利益:8億5,900万円(同+105.9%)
純利益:5億7,100万円(同+371.9%)

<2018年12月期2Q決算 累積>
売上高:96億2,600万円(前年同期比+20.6%)
営業利益:16億9,800万円(同+88.8%)
営業利益率:17.6%
経常利益:16億8,100万円(同+85.0%)
純利益:11億2,200万円(同+148.3%)

売上・利益ともに過去最高を記録。ここ1年半が綺麗に伸長している成長グラフとなっております。注目したいのが、利益率が大きく上昇している点。前年同期で営利率10.5%、今回は17.6%なので1年間で+7ptも高成長。


◆業績内訳
バリューコマース決算2018

売上と利益の内訳。”何が伸びているのか”という点。結論「マーケティングソリューション事業」と「ECソリューション事業」両方伸びてますが、特にECソリューションが顕著に伸長。


バリューコマース決算20181

さらに詳細。ECソリューション事業の伸びはストアマッチの伸びに加えて、ヤフーショッピング向けCRM「STORE's R∞」が大成長。スタートして約2年ですが、半期で売上10億円のビジネスになっております。そして何と言ってもセグメント利益が売上=利益になっており、全体の利率を押し上げている主要因はこの点が大きそうです。


バリューコマース決算2018_2

先述したグラフですが、現在好調のヤフーショッピング向けCRM事業「STORE's R∞」を提供開始したのが2016年9月。その後2017年に入りアドネットワーク事業や一般EC事業者向けCRM事業を終了するなど、選択と集中の動きがあり 結果的に現在の好決算となっております。もう少し遡ると、CRMソフト事業者デジミホを子会社化したのが2015年12月。ここ3年くらいのタイムラインが非常に興味深いですね。好調そのままに下半期も追いかけていきたいと思います。

出典:バリューコマース2018年12月期第2四半期決算説明資料

[東京都立 戯言学園]  
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