おはようございます、阪神ファンです ザキヤマです。


開幕したばかりのプロ野球。近年は、楽天やDeNAなど、ウェブ業界に属する企業の参入も出てきているわけですが、今回取り上げるのはDeNA。そう、横浜DeNAベイスターズです。

そんなベイスターズのここ10年の業績と観客数などを振り返ってみたいと思います。
上記、横浜DeNAベイスターズの純利益と観客動員数の推移になります。DeNAがTBSからベイスターズの株式を取得(約65億円)したのが2011年12月。そこから4年が経過した2015年12月期は純利益で6,400万円。黒字に転換しております。

観客数に関しては、DeNA時代になってから右肩上がり。ちなみに、TBS時代のラスト3年は右肩下がりでした。


もう少し、数字詳細を見てみます。まずは純利益推移から、DeNAがチームとして始動した2012年から3年は赤字が続いておりましたが、2015年に黒字化。TBS時代の数字から見ても、DeNAの経営努力が伺えます。

また、注目したいのはホームゲーム観客数。毎シーズン、昨対比+10%超の成長を続けております。
ただ、順位を見るとBクラスといいますか5,6位と低迷を続けております。成績こそ振るわないものの、観客数が増え続けているということになります。


"DeNAが行ってきた経営努力"
◆自社サービスとの連携
DeNAといえばMobage。そんなMobageとの連携ももちろん実施している。「横浜DeNAベイスターズ応援祭り in Mobage」と題したキャンペーンや、三国志ロワイヤルとコラボなどを行っている。同様に、トラベルやショッピング、モバオクにおいてもキャンペーンを実施。

ライブ動画サービス「SHOW ROOM」でも、主催試合を全て生中継したり、特別映像の配信なども行っている。


◆DeNAベイスターズのまちづくりプロジェクト「I☆YOKOHAMA」 
詳しくはコチラで見て頂きたいですが、簡単にいうと街づくりプロジェクト。

ここ数年で一気に進んできた印象がしておりまして、相当な注力ポイントだと思います。2015年には、関内地区にオリジナルデザインのマンホールを設置したり、直近では、横浜市転入で家族は3人まで無料でハマスタの内野指定席に招待したり、県内約72万人の子どもたちに「5周年ロゴ入りベースボールキャップ」プレゼントしたり、
挙げた以外にも沢山の施策を行っていると思いますが、行政との連携の動きがすごく活発になってきました。


横浜DeNAベイスターズ業績4
日常の生活にBASEBALLをプラスするというコンセプトのもと立ち上がったライフスタイルショップ「+B」(プラス・ビー)も楽しみの一つ。

◆ユニークな施策やボールパーク構想
試合がつまらなかったらチケット代を返金する企画「全額返金!?アツいぜ!チケット」をはじめとしたユニークな企画、2014年の「パーティースカイデッキシート」設置などの動きも見せるスタジアム改修などなど、「コミュニティボールパーク」化構想を掲げております。詳しくはコチラ(←年度毎の事案もあり興味深いです)
 
今年スタジアムも買収し、ボールパーク化へのスピード感も高まるものと思われます。各球団、本場アメリカを参考にしつつ、この辺りの動きを取ってる印象ですが、この数年で横浜スタジアムも一気に生まれ変わるのではないでしょうか。


経営的な数字も伸びておりますが、この数年の活動に応じて着実にファンが増えてそうな横浜DeNAベイスターズ。個人的に買収時にイメージしてたのは、自社サービスとの連携が先行するものと予想してましたが、官民一体となった街づくりからテコ入れしていく姿は、ちょっと意外でした。DeNAが手掛ける様々な打ち手に今後も期待したいと思います。

[東京都立 戯言学園]
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