おはようございます、朝から ザキヤマです。


先日、DeNAさんからこんなリリースがありました。
※DeNAさん知らない方、モバゲ―やってる会社です!あとベイスターズ。


「マンガボックス」。誰でもマンガを投稿・公開できるサービス 「マンガボックス インディーズ」の運用を開始 http://dena.com/press/2014/03/mangabox-0328.php


すんごい良いリリースだなと思ったわけです。
自身もメディア運営してますが、ユーザーを競わせるっていう着眼点は面白いな。と


"ユーザーを競わせてコンテンツを育てる"っていう発想って良いですよね。
もちろんソーシャルゲームなどもユーザーを競わせてますが、やっぱ伸びてますよね。(クオリティによりますが…)


で、このリリースを見た時に思ったのが、サイバーエージェントとAKB。
なんとなくふと頭に出てきたのがこの2つ。
 

マンガボックス、サイバーエージェント、AKB…それぞれに共通してるものを考えてみる。



■サイバーエージェント
「Ameba」を始めとした自社コンテンツ、開発力・運営力に長けたスマホ広告。など…近年の世の中の大きなデバイス変化「スマホ」を攻略し、業績好調のIT企業。

あくまで外部者の見方ですが、

・子会社をどんどん立ち上げるなど、若手に積極的にチャンスを与える(1,2年目で社長など)
・事業創出制度「ジギョつく」や役員入替制度「CA8」など、多くのチャンスの場(機会)がある
・制度に準じた評価制度がある


すみません、制度に関しては詳しくないですが、ある程度ライン決め等して、報酬・子会社設立・役職への抜擢などしていると思う。

なんとなく、図にしてみる。(汚くて超恐縮です…)

ca競争



IT業界且つベンチャーであれば、比較的野心がある人間が身を投じてくる。
その中で競わせることによって、会社全体がパワーアップしたと思うし、パワーアップしたことが、今の組織・数字を作ってきたと思う。
 


■AKB
ご存知、AKB。
秋元康氏プロデュースで、一躍TOPに躍り出たアイドル界の巨大組織。

・新人を発掘していく(オーディションや研究生)
・総選挙などのチャンス(機会)がある
・チャンスに対してセンターポジションを与えるなどの報酬がある

akb48

売れた要因は沢山あるが、まさに中で競わせて育った組織だと思う。



■マンガボックス
DeNA社が運営するマンガ雑誌アプリ。現在、300万DL突破。

今回のリリースを整理すると…

・誰でも参加可能で、マンガ家になるチャンス(機会)がある
・連載や賞金といった報酬がある



3つに共通していること⇒”中で競わせて、成長させる”こと。
要は「競争原理」ですね。


各々が自身を自由に表現し、抜きに出ようとする。それにつられて周りも頑張る。
それぞれに共通してるものとして、競争原理を上手く取り入れていることが挙げられる。


ゆーても、どの組織においても中で競わせてる(競わせたい)のは当然だと思う。
そもそも風土を作ることが容易ではないですが、制度やルールがしっかり浸透していると、より会社やコンテンツが育ちやすいんじゃないかなと思いました。

サイバーエージェントさんを例に挙げると、”実績×人望”といった評価基準を明確に打ち出してる点や、多くの制度を活用し、いい雰囲気作りが出来てるからこそ、組織が伸び続けているのだと思う。事業を立ち上げた際に撤退基準を設けてることも、”基準を明確にする”ことの一つですね。


私自身、メディア運営してますが、競争原理という視点もをうまく取り入れ、
コンテンツの成長を体現していければと思ってます。

競争原理には、逆に生産性低下などのデメリットもあると言われてますが、
どうやったら上手く取り入れられるのか、その辺りも考えていきたいと思う。


以上、朝から戯言失礼いたしました。
ではでは、4月良いスタート切りましょう!


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